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昨日のコメント欄でいくつかオススメの映画を挙げて頂いたので
それについてのレビューをしたいと思ったのですが、その前に
私自身が既に見て印象に残っている映画をご紹介します。
(うわー、偉そうな書き出しになっちゃった(汗)
ホラーといえるかわかりませんが、吸血鬼もので「血とバラ」。
「血とバラ」1961年
原作はレ・ファニュ「吸血鬼カーミラ」で、女性の吸血鬼が
若い女性の血をすすり、生贄は衰弱死していく・・・という
物語なのですが、実は、この映画だという確信がありません(爆)。
以前深夜にTVで放映された映画を録画してみたことがあるのですが、
おそらくこの作品だろうという推測です。
漫画「ガラスの仮面」で「吸血鬼カーミラ」を劇中劇に取り上げていて、
それを読んだ頃に新聞の映画紹介欄にその文字をみつけたのでただ録画
してみただけだったんです。
いわゆるホラーという恐怖感ではなく、どちらかというと哀しいと
感じたのが意外でした。そして、ラストシーン(これが強烈だったので
覚えていると言っても過言ではない)がとても印象的。
モノクロ(セピアだったかな?)の画面でたたずむ女性の胸に
ぽつん、と赤い染みができみるみる広がっていく・・・。
本当に印象的で、そのシーンのお陰で映画全体が哀しみを帯びて
見えたのかもしれません。
探したのですが、日本でセルビデオはでていないようです。
レンタル屋さんで探すものがまた一つ増えました。
こちらのサイトに感想など書かれています。
原作本はこちら。
- 作者: レ・ファニュ,平井呈一
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1970/04/15
- メディア: 文庫
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