vol.3 「ドグラ・マグラ」

今回は小説です。
夢野久作ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

2度読みなおしましたが、やはり難解です。
あらすじを書こうと思っても書けないし
詳細に記せばネタバレ甚だしいことになるし。
裏表紙の言葉をお借りすると
『「ドグラ・マグラ」は、昭和10年1月、1500枚の
書き下ろし作品として、松柏館書店から自費出版された。
<日本一幻魔怪奇の本格探偵小説><日本探偵小説界の
最高峰><幻怪、妖麗、グロテスク、エロティシズムの
極>とうたった宣伝文句は、読書界の大きな話題を
呼んだが、常人の頭では考えられぬ、余りに奇抜な
内容のため、毀誉褒貶が相半ばし、今日にいたるも
変わらない。(中略)これを読む者は、一度は精神に
異常をきたすと伝えられる、一大奇書。』
確かに、奇抜な内容です。でも読み出すと続きが
気になってやめられなくなりますね。でも最後には
やはり???が残っています。
そのうち、時間をおいてまた読みなおそうと思っています。