トリノ・オリンピック開会

いよいよ始まりましたね、オリンピック。開会式を見たわけですが。
ミラノ・スカラ座のバレエダンサー、ロベルト・ボッレ様が登場。
「ボッレ」と書かれた扉(紙の幕が張ってあった感じ)から飛び出して
踊りだしたボッレ。歩き方一つもさまになっていてカッコイイ。
残念だったのはメイクと衣装。彫りの深くてハンサムな彼の顔を
かろうじて目鼻立ちがわかる程度に白塗りしてしまっていたし。
きれいに筋肉のついた身体のラインを隠してしまう衣装でした。
でも踊りはさすがでしたよ〜。トゥールの連続とか美しかった。
結構長い時間踊っていましたが、テレビで良かった。会場では人間一人
なんてろくに見えなかったでしょうね。
フェラーリチームがあっという間にフェラーリを組み立てて、会場を
疾駆するさまは見ごたえがありましたね。ドリフト連荘*1してたのは
きっと五輪模様をタイヤで刻んでいたのでしょうが、残念ながら
はっきりとは確認できず。でもすばらしい技術に拍手。
聖火の点灯もすてきでいい演出でしたね。ドミノ倒しを見ているようで
面白かったです。
忘れてはならないのが、パヴァロッティ。白いハンカチを握り締めて
「Nessun dorma(誰も寝てはならぬ)」を熱唱。ん〜こういうのを聞くと
テノールっていいなぁって思いますね。全盛期の頃の輝きには届かない
と思いますけど。まぁソプラノ聴いてもアルト聴いても同じ事を思うん
ですけどね。。。


ほぼ日刊イトイ新聞」で「観たぞ、トリノオリンピック!」という企画を
やっています。
http://www.1101.com/torino2006/index.html
見逃した方、いろいろ気になった方はチェックされると楽しいかと。
勿論メールするのもありです。

*1:ちょっとぐぐってみたらあれはドリフトではなくドーナツターンというそうです