白鳥の湖

NHK芸術劇場でバレエ「白鳥の湖」を放映したので、観てました。
オデット・オディールはユリアナ・ロパートキナ。王子は知らん。
白鳥の全幕って久しぶりに見た気がする。最近あまり全幕物を
観てないからなぁ。昨日の「コッペリア」が久しぶりかな。
ロシアのマリインスキー劇場バレエ団で、ワレリー・ゲルギエフ
が指揮。上演もマリインスキー劇場だったんだけど、オケピット
が広い。そして舞台も広い。びっくりした。あと床のリノリウム
が横に貼ってあった。日本は狭い幅のリノリウムしかないのか、
たいてい縦に貼る。
ダンサーたちはみな細くて長い手足でうらやましい。これはもう
欧米人と日本人の骨格の違いなので仕方がないのだけれど。
吉田都さんが英国に行ったばかりの頃はコンプレックスの塊だった
と言ってたけど、納得する。本当にバレエを踊るために生まれてきた
ような身体の持ち主たちなのだ。日本人でも最近の若いダンサーは
恵まれた肢体を持っている人もいる。これからはどんどん変わって
いくのかな。