やきやき

焼肉食べてきました。「ぱっぷHOUSE 渋谷本店」です。
私は初めて行ったのですが有名なお店だったんですね。
お肉はかなりお任せで、最初に上タン塩と上ハラミ、
それに店員さんのお勧めでツラミ(ほほ肉だそうです)
をオーダーしました。え、三点だけ?とか思ったのですが
これでも実は多かったと判るのはもっと後のこと。
上タン塩はジューシーで上ハラミはやわらかく、ツラミは
噛み応えがあって、どれも味付けというよりお肉の味が
迫ってくる感じでした。こんな焼肉は初めてです。
店員さんが「さっぱりとかジューシーとか、お好みでお勧めしますよ」
とのことでしたので、せっかくなので両方いただくことに。


出てきたのは希少部位のササミとリブシン。これらは店員さんが
焼いてくれるとのことでしたが、実際に焼いてくださった方は
ご主人のようにお見受けしました。
ササミはバラの後ろの方(ヒレの近く)についている部位で
リブシンはリブロースの中心の部分だそうです。
ササミは塩で、リブシンはたれでいただきました。
ササミは結構脂がびっしりに見えたのですが、これが口の中で
とろっと溶けるのです。うーん。濃厚。(でも肉が厚かったせいか
私が食べた一切れは中がまだ冷たかったです)
リブシンもやわらかくてお肉の味が濃くてびっくりしました。


ここまでで結構おなかが一杯になっていたのですが。
ご主人曰く。ハネシタという部位がある。これはきわめて貴重だが
とてもおいしい。これは最後でないと勧められない。なぜなら
あまりにおいしすぎて他のお肉の味を殺すからだ。
そう言われたら、食べないわけにはいかないですよね。
ハネシタは肩甲骨のあたりのお肉だそうです。
運ばれてきたお肉はきわめて薄く、ご主人は少しずつ巻きながら
焼いていました。とても薄いのですぐに火が通ります。
そして、巻いたままたれにつけていただきます。
えっ。これが焼肉?ほわほわほわ〜ん。とろ〜ん。濃厚。
おいしいって言葉では表現できないくらいにおいしいです。
ご主人にこの感動を伝えたいのに言葉が出ず、なんてボキャブラリーが
貧困なんだろうと悲しくなりました。
白いご飯の上にたっぷりたれをつけたハネシタをのせて
一緒に口に入れるとこれまた美味。とっても贅沢な焼肉丼です。


あー堪能しました。ごちそうさまでした。おなか一杯胸一杯。
サイドメニューなども入れて一人一万円超えましたが、大満足です。
たった一つ残念なこと。写真を撮るのを忘れてしまいました。
芸術的な霜降りだったのに。


しかし普段食べないものを食べたせいか、帰り道で少し気分が
悪くなってしまいました。カルビやロースを食べて希少部位は
一つくらいの方が、私の貧乏な胃袋にはふさわしいようです。


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