うーん
景気後退で就職・雇用情勢が悪化するなか、奨学金を返済できない若者らの立場をアピールする街頭活動が２５日、京都市中京区などの繁華街で行われた。学生たちがプラカードを掲げて行進し、「滞納者の『ブラックリスト化』反対」「学費を無料に」と訴えた。
奨学金を貸与している日本学生支援機構が先月、金融機関でつくる個人信用情報機関に滞納者の情報を通報する方針を正式発表したのを受けて、京都市内の学生有志が街頭活動を呼びかけた。通報されると銀行ローンやクレジットカードの利用にも影響する可能性があるため、学生たちは「滞納者のブラックリスト化につながる」と主張。四条河原町付近を行進しながらビラを配った。
同機構によると滞納者は年々増え、２００７年度の未返還額は６６０億円。街頭活動を呼びかけた京都精華大４年の山田史郎さん(24)は「卒業後に正社員になれればいいが、フリーターや派遣社員では返したくても返せないのが実情。そもそも日本は学費が高すぎる。若者の学ぶ機会を保障すべきだ」と話していた。
なんか色々間違っているような……。まず借りたものは返すのが基本ですよね。
返さなくてはいけないということは借りるときに判っていたことですよね。
それから、卒業後に返したいが（お給料が安くて）返せないかもしれないと
危惧しているわけですが、借金を返せない人が銀行ローンとかクレジットカード
とか必要ないですよね。だからそこで「利用に影響」しても別に不都合はない
ですよね。ローンとかクレカとか要するに新たに借金するわけですから。
そして「学費が高すぎる」にはもはや何と言っていいか……。
日本には私学だけでなく国公立の大学があるわけで、そこに行けば学費はとても
安くすむんですよね。学ぶ機会は十分保障されていると思うんですが。
私学にだって成績優秀な学生に対して奨学金を出しているところはあります。
そういうものを利用するとかね。
ほとんど無審査で少額しか出ない奨学金しか得られないレベルだということを
もっとちゃんと理解したほうがいいと思う。
一言で言えば「もっと勉強がんばればいいのに」ってことです。
こういう人が社会に出たら「税金が高すぎる」って文句を言うんだろうなと
思ってしまうのは偏見でしょうか。
