スーパーピアノレッスン

巨匠ピレシュのワークショップ
ピアノでも歌でもバレエでも、他人のレッスンを見るのは
とても勉強になります。生徒だけをみると十分上手だと思うのに、
先生がやると全然違うんですよね。だから先生なんですが。
音が柔らかくて、厚みがあって、ふんわりと包まれるような。
強くても決して投げやりでも乱暴でもなくて安心感がある。
強い→弱いなど表情ががらっと変わる場合も、途切れてしまうことは
なくてずっと続いて流れている。
「マシンガンのような練習は偽の練習」「呼吸を忘れないで」などの
アドバイスも印象に残っています。
ピアノで強い音を出すのに鍵盤は叩かないでって、難しい。
どんなにすごいテクニックがあってもそれだけでは芸術じゃない。
でも確かなテクニックがある上でのすばらしい表現力でもある。
難しいです。