vol.36「第12回世界バレエフェスティバル」ファニーガラ

ガラでのお楽しみ、ファニーガラ。
フィナーレを止めたマラーホフに代わって、佐々木氏が挨拶。
続いて出演者と演目を発表。合ってるかわからないけど、走り書きしたのはこんな感じ。

「ジゼル」より〜 ジゼル:マラーホフ、アルブレヒト:ヴィシニョーワ
「海賊」より〜 奴隷商人:コチェトコワ、ギュリナーラ:シムキン
「眠り」より〜 フロリナ王女:サラファーノフ、青い鳥:アイシュヴァルト
「海賊」より〜 オダリスク:マッカテリ、コンバリーナ、バランキエヴィッチ
「パリの炎」より〜 オシポワ
「ラ・バヤデール」より影の王国〜:マルティネス、カレーニョ、ソアレス、ボアディン、レイエス、フォーゲル、カラン、ボネッリ、セミオノワ(白鳥の衣装)、ブシェ(白鳥の衣装)
狩人(ヒラリオン?):オブジャニコフ(指揮者)

改めて緞帳(オペラカーテンだけど)が上がり、本編と同じように「第12回世界バレエフェスティバル」が幕に投影され「戴冠式行進曲」もテープで鳴り出す。と、その文字は「2012年 第13回世界バレエフェスティバル 予告」に変わって場内から大歓声。
コッペリアの2幕冒頭、コッペリウスの仕事場に友達がもぐりこむところの音楽に乗って、上手から恐る恐る出てくるきれいな?女の子たち。垂れ幕を上げると顔を百合の花束で隠したアルブレヒトが現れ、ジゼルと踊りだすけれど、ジゼルがアルブレヒトをリフトしたり、アラベスクでジゼルがもたれかかって立膝のアルブレヒトをべちゃっとつぶしてしまったり。そして袖から猟銃で狙う狩人(ヒラリオン?)。
続いて奴隷商人の鞭に追い立てられたギュリナーラが踊り、またそれを狙って追い払われる狩人。
フロリナ王女が華麗に(?)踊り、青い鳥が前奏で両手をひらめかせ、いざ飛び立とうとしたときに猟銃で撃たれてしまう(ちょっと見たかったな)。しとめて得意げな狩人がかわいい(これに参加した指揮者は初めてだと思う)。
オダリスクが妍を競い、パリの炎の素晴らしい踊りを堪能(アンレールでダブルやってた!)したところで舞台は転換、影の王国に。
上手奥の八百屋台はやけに高く、アラベスクでつぎつぎに降りてくるときにこけたりして。押し合いへし合いしながら舞台に整列するものの、振りを間違えたり、自己陶酔しすぎてポーズが長すぎたり、それを怒ったり、てんやわんや。
ソリストは第1var.カレーニョ、第2var.マルティネス。カレーニョは超巨乳にしてたんだけど、お腹の辺りまで偽チチが下がってた。マルティネスはイタリアンフェッテまで披露してくれました。白鳥の衣装で混じっていたセミオノワとブシェがとにかく美しい(のに他の人に邪険にされるw)。
笑ったり、感心したりであっという間にファニーガラ終了。


本来のフィナーレになり、次々に舞台に登場。ファニーガラの衣装のままの人、衣装は着替えたのに首から上は同じな人、すっかり本編の衣装に戻っている人(マルティネスはアルブレヒトに戻って涼しい顔で出てきた(笑))、など色々でした。
指揮者はファニーガラの衣装の上から燕尾を引っ掛けて出てきましたよ。お茶目な人だ。
そして全員に小さな花束が手渡され、手拭も配られて、手拭撒き開始。
1F15列だった私のところには飛んでくる気配さえありませんでしたよ。15列以降の「12番」(だったかな?Bプロのときもだったけど、第12回とかその日の日付とかにちなんだ数)の席の人には受付で手拭が配られました。
佐々木氏は話しているときも花束を配っているときも支えられながらでした。お元気で。次回も楽しみにしています。


あっという間にバレエフェス終了。はやかったなー。
明日は「眠り」で明後日は「ベジャールガラ」に行くけど、フェス自体は終わってしまった。
楽しかったな。