FIFAワールドカップ

<南アW杯>日本、PK戦で敗れ8強ならず パラグアイ戦

<南アW杯>日本、PK戦で敗れ8強ならず パラグアイ
6月30日 1時42分配信(毎日新聞
 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は第19日の29日、決勝トーナメント1回戦最後の2試合。1次リーグE組2位の日本(世界ランク45位)は、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場でF組1位のパラグアイ(同31位)と対戦。両者90分間で得点なく、延長戦でも決着が付かず0−0。今大会初のPK戦に突入し、日本が敗れ史上初のベスト8進出はならなかった。パラグアイはベスト4進出をかけ、7月3日午後8時半(日本時間4日午前3時半)の準々決勝で、スペインとポルトガルの勝者と対戦する。
 PK戦で日本は、1人目の遠藤、2人目の長谷部が成功。3人目の駒野が失敗。4人目の本田が成功した。パラグアイは5人が成功し、この時点でパラグアイの勝利が決まった。
 試合は序盤から、パス回しと個人技に勝るパラグアイが主導権を握り、日本はボールを奪っても後ろからのサポートが遅れ、パラグアイの守備につぶされた。後半も中盤で効果的な組み立てが出来ず攻撃が停滞。後半20分、松井に代え、デンマーク戦で1得点している岡崎を投入。36分にはアンカーの阿部を外して中村憲を投入し、攻撃的にシフトして勝負に出たが、堅守にはばまれた。延長後半からは大久保に代え玉田を投入したが、得点を奪うことはできなかった。【毎日jp編集部】