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「東日本大震災」死者・行方不明者2万7千人超 警察庁
警察庁の発表では24日午後9時現在、確認された死者数は9811人、
届出があった行方不明者は1万7541人であわせて2万7352人になった。

死者・行方不明者2万7352人 24日午後9時現在 警察庁
産経新聞 3月24日(木)22時5分配信
 警察庁によると、24日午後9時現在、東北など12都道県警が検視などで確認した死者数は9811人に上った。これまでに家族らから届け出があった行方不明者は1万7541人で、死者と行方不明者は合わせて2万7352人になった。重軽傷者は18都道県で計2779人。
 また、24日午前10時現在で検視が終了したのは約9260人で、このうち身元が確認されたのは66・3%の約6140人。約5700人の遺体が遺族に引き渡された。
 各県の死者数は、北海道1人▽青森3人▽岩手3025人▽宮城5889人▽山形1人▽福島839人▽東京7人▽茨城20人▽栃木4人▽群馬1人▽千葉17人▽神奈川4人。
 建物の被害は、全壊・流失が9都県で1万9878戸に上っている。ただ、岩手、宮城、福島3県では沿岸部を中心に壊滅的な状況に陥っており、把握できていない場所が多数あるとみられる。
 また、警察が把握している避難所は16都県で1933カ所。避難所に身を寄せている人は減少しつつあるが、依然として24万5689人に及んでいる。
最終更新:3月24日(木)23時38分