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大震災の死者 1万人超える
警察庁の発表では24日午後9時現在、確認された死者数は1万66人、
届出があった行方不明者は1万7452人であわせて2万7518人になった。

死者・行方不明者2万7518人 25日午後6時現在 警察庁
産経新聞 3月25日(金)19時43分配信
 警察庁によると、25日午後6時現在、12都道県警が検視などで確認した死者数は1万人を超え、1万66人に達した。このうち宮城県が6097人。これまでに家族らから届け出があった行方不明者は1万7452人で、死者と行方不明者は合わせて2万7518人になった。重軽傷者は18都道県で計2777人。
 また、25日午前10時現在で検視が終了したのは約9890人で、このうち身元が確認されたのは約70%の約6890人。約6320人の遺体が遺族に引き渡された。
 宮城県以外の死者数は、北海道1人▽青森3人▽岩手3056人▽山形1人▽福島855人▽東京7人▽茨城20人▽栃木4人▽群馬1人▽千葉17人▽神奈川4人。
 建物の被害は、全壊・流失が9都県で1万9943戸に上っている。ただ、岩手、宮城、福島3県では沿岸部を中心に壊滅的な状況に陥っており、把握できていない場所が多数あるとみられる。
 また、警察が把握している避難所は17都県で2004カ所。避難所に身を寄せている人は減少しつつあるが、依然として24万5605人に及んでいる。
最終更新:3月25日(金)19時43分