報知器

先日、出かける支度をしていたら突然、火災報知機が鳴り響いた。
「火事です、避難してください」の音声も。
こういうときって、俄かには信じられないもの。家には私一人。
様子を伺うために玄関から出てみたら廊下にも警報が鳴り響いていて、
何人かが同じように玄関から廊下に出てきていた。
普段は人が住んでいるのかどうかわからないくらい静かなのだけれど
小さな赤ちゃんを抱えたお母さんやお祖母さんが不安そうにしていた。
私も少しお話したけれど、炎はもちろん煙も見えないしにおいもない。
きっと誤報ですよね〜などと立ち話をしていたら、工事の人がやってきた。
改装中の部屋で、配線を誤ってショートさせたのが原因の誤報だと。
警備会社にも連絡したということだったので一安心。
とりあえず部屋の警報音だけは切ったけど(うるさいので)、結局20分ほど
鳴り続けていた。それから10分ほどで警備会社の人が説明に来てくれた。
結局今回は誤報だったのでよかったけれど、もし本当の火災だったら
どこで判断して避難するべきか、これはとても悩ましい問題だ。
一度きちんと考えておかないといけないなと痛感した。
二人でいるときならばまだしも、自分ひとりだと余計に悩む。
今度の休みにでも話し合ってみよう。