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中川翔子 いじめ問題に言及
中川翔子 「被害者の人権は」隠蔽に怒り、徹底追及訴える
中川翔子「いじめ」全文
本当にひどい事件だ。どんな気持ちだったのだろうと想像するだけで悔しくて涙が出る。
「いじめ問題」と言われるが、ネットでは「いじめ殺人事件」と書かれているのをよく見る。
たしかに、今まで明らかになった事柄だけ見てもこれは「殺人事件」と言っていいだろう。
加害生徒たちはもちろん、この「いじめ問題」に気づけなかった(或いは気づいていながら
見てみぬ振りをした)教師たち教育委員たち加害生徒の親たちは、自分の子供が同じ目にあっても
「あれは遊びだった」と言えるのだろうか?
就学年齢に達していて、且つ事が重大犯罪に係るならば、少年法の適用を除外することも
考えて良いのではないだろうか。昨今、重大な犯罪性を認識しながら「どうせ少年法
守られるから大丈夫」という考えの少年犯罪者が多くいるようだ。
警察に捕まるということが、犯罪者として顔と名前が知られるぞということが、もしも
犯罪の抑止力となるのならば、未成年であっても成人と同様に扱って良いのではないかと思う。
もしかしたら今回の「いじめ殺人事件」も途中で加害者がこれ以上はまずいと気づいて
止めていたかもしれない。被害者は死なずに済んだかもしれない。
更生を願うのが少年法の趣旨であるなら、罪を犯す前に抑止力となればもっといいだろう。
いったい何があったのか。全てを明らかにした上でないと今後の再発防止など望むべくもない。
「加害者の人権」が手厚く保護される割に「被害者の人権」は無きに等しいのが現状だ。
事件を隠蔽して何もなかったかのように振舞われたのでは、亡くなった被害者が浮かばれない。
彼の死は無駄ではなかったと、そう報告できる日が早く来てほしい。

中川翔子がいじめ問題についてコメント……「学校が世界のすべてではないのに」
RBB TODAY 7月17日(火)17時13分配信
 タレントの中川翔子がいじめ問題についてブログで言及。ネット上で話題となっている。
 中川は17日、お馴染みのハイテンションな文章を封印し、メディアで度々取り上げられている大津市の中学生自殺問題ついてコメント。「生徒の声を聞かずにいじめはなかっただの遊びだっただの、恥を知ってほしい」「加害児童たちの、遊びのつもりだった、そんなことがまかりとおるなら暴行恐喝など世の中の犯罪も遊びですまされることになる」などと、学校やいじめを行っていたとされる生徒を痛烈に批判し、「命が失われてからじゃ遅すぎる。教師が、学校が、まともな対処をしないと生徒にとっては学校が世界のすべてになってしまうのだから。学校が世界のすべてではないのに」と、いじめに対する適切な対応に願いを込めた。
 最後は「死ぬという選択だけはしないでほしい。絶対に、生きる価値がいっぱいいっぱい未来にはある。いじめをする下らないやつの人生よりよっぽど幸せな未来が待っているから」といじめに苦しんでいる人にメッセージをおくり、「隠蔽を許してはいけない。ありのままの真実を。そして命を追い詰めたことの重さを」との重い言葉でブログを結んでいる。
最終更新:7月17日(火)20時1分

イジメ被害者の中川翔子 「被害者の人権は」隠蔽に怒り、徹底追及訴える
デイリースポーツ 7月17日(火)18時44分配信
 タレント・中川翔子が17日、自身のブログで昨年10月、同級生からいじめを受けた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が飛び降り自殺した事件について、「加害者の人権ばかりが優先されるけど被害者は人権を踏みにじられて、命までなくしてしまった」「加害児童たちの、遊びのつもりだった、そんなことがまかりとおるなら暴行恐喝など世の中の犯罪も遊びですまされることになる」と激しい口調でコメント。真実を隠蔽することなく、徹底的に追及し、明らかにしてほしいと強く訴えた。中川は中学時代にイジメを受けていたことを、過去に告白している。
 10年に発売された漫画「中川翔子物語〜空色デイズ〜」の中では、学生時代にいじめられたことを告白した中川。中学時代、修学旅行で絵を描いていると、「絵なんか描いてんじゃねえよ。キモイな!」と言われたり、友達がいないことを悟られないように休み時間にはロッカーで教科書を入れ替えて忙しいフリをしていたことなど、“自伝”にはイジメ被害体験が隠すことなく描かれている。
 10年9月の発売イベントで中川は、「思春期に出合う漫画の言葉やシーンは人生に残る。ネガティブだった私が、どん欲に夢を持ってポジティブになれた。(イジメは)一生忘れないが、好きなことをして何が悪い、と今は思う。キモイとか言われても、一生ってその毎日しかないので、好きなことをしていきたい」とイジメ被害を乗り越え、前向きに生きていることを笑顔で語っていた。
 17日、ブログにつづった言葉は、自らが“イジメ被害者”だったからこその、心の叫びだった。「加害児童たちの、遊びのつもりだった、そんなことがまかりとおるなら暴行恐喝など世の中の犯罪も遊びですまされることになる」と怒りをあらわにし、「命を追い詰めた、失ったこと、一生背負っても足りない。遊びだったというなら同じ目にあってみろと言いたい」と糾弾した。
 さらに、学校、教育委員会に対しても「腐りきった隠蔽、言い訳、そんなものがどんどんなくなっていく世の中になるように… 生徒の声を聞かずにいじめはなかっただの遊びだっただの、恥を知ってほしい」と厳しい口調で批判。「徹底的に追及し、ありのままの真実をとにかく明らかにしてほしい」と重ねて強く訴えた。
最終更新:7月17日(火)19時56分