ニュース

羽生結弦、初の全日本王者に
羽生“世界最高”初Vに「すごく価値のある優勝」
羽生選手、初の全日本優勝おめでとうございます。
最初の2回の4回転がうまくいかなかったせいか、プレッシャーのせいなのか、
フリーはNHK杯やグランプリファイナルの時のような情熱が見えずどうしたのだろう
と思ってしまった。振付が少し変わっていたように見えたし、音楽もちょっと違った?
と思うくらい全く別物の演技だった。
対照的に高橋選手は回転を決めて気分をしっかり盛り上げ、最後のパリアッチョの
狂気のシーンは本当に素晴らしい表情だったと思う。(観客のキャーは興醒めだけど)
ベテランと若手がお互いに刺激し合ってみんなを引っ張る姿は見ていてわくわくする。
世界選手権は3枠。この二人は当確として、残り1枠は熾烈な争いだね。
小塚選手がやや優勢だったけど今回の失敗でわからなくなった。
こんなに男子も選手層が厚くなるとは昔は思っていなかったが。
女子も3枠のうち2枠は間違いないだろうが残り1枠が争いだ。
まずは明日のフリーがんばれ。
男子も女子も盛り上がっていて素晴らしいね。

羽生が初優勝=全日本フィギュア男子
時事通信 12月23日(日)0時4分配信
 フィギュアスケートの世界選手権(来年3月、カナダ・ロンドン)代表選考会を兼ねた全日本選手権第2日は22日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、男子は18歳の羽生結弦(宮城・東北高)が合計285.23点で初優勝を果たした。
 ショートプログラム(SP)首位の羽生はこの日のフリーは187.55点で2位となり、逃げ切った。国内参考記録ながら、フリー、合計とも国際大会の自己最高点を上回った。高橋大輔(関大大学院)がフリー1位の合計280.40点で2位。3位に無良崇人中京大)が入った。織田信成(関大大学院)が4位、小塚崇彦トヨタ自動車)は5位。
 女子SPは鈴木明子(邦和スポーツランド)が65.09点で首位。浅田真央中京大)はジャンプのミスがあり、62.81点で2位。14歳の宮原知子(大阪・関大中)が3位と健闘し、村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は5位と出遅れた。
最終更新:12月23日(日)0時4分

羽生“世界最高”初Vに「すごく価値のある優勝」
スポニチアネックス 12月22日(土)23時27分配信
 ◇フィギュアスケート全日本選手権第2日・男子フリー(2012年12月22日 札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
 演技を終えた羽生結弦(18=東北高)に笑みはなかった。最終滑走のフリーでの重圧か、最初の4回転トーループ、続く4回転サルコーで、ともに着氷が乱れ「4回転が2つともうまくいかなくて残念」と悔やんだ。それでも、絶妙なバランス感覚でこらえ、その後はミスを引きずらなかった。4分30秒を滑りきり、初優勝が決まると、息を吐き、そして満面の笑みがこぼれた。
 「まだ、ちょっと信じられないです。先輩に少しでも追いつけたという意味ですごく価値のある優勝だと思う。SPの差で何とか持ちこたえることができたので、次の大会に向けていい収穫となりました」
 高校生の優勝は1997年の田村岳斗以来15大会ぶり。しかも、国際スケート連盟の公認記録とはならないが、世界歴代最高得点を上回る合計285・23点での堂々たる優勝だ。ブライアン・オーサー・コーチも「素晴らしい演技だった。五輪でも重圧の中でやらなければいけないし、彼にとって非常にいいテストになった」と愛弟子を称えた。
 この優勝で世界選手権代表入りが確実となったが「もっともっと練習して、フリーでも高い点が出せるようにしたい」と、昨季銅メダル以上の成績に気合十分だった。
最終更新:12月22日(土)23時28分