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「税滞納、督促状で口論」=差し押さえに逆恨みか―宝塚市役所放火事件
<宝塚市役所放火>高橋容疑者、火を放った後にお茶飲む


経緯はこういうことらしい。
マンションを購入→固定資産税払わず→督促されるも放置→銀行預金差し押さえられる
→逆恨みし市役所に火炎瓶を投げて放火
なんかもう……思考回路が全く理解できない。
税金が払えないなら家を買うべきではないし、手放すことも考えるもの。
督促状を無視しておいて差し押さえられたら「俺の人生をめちゃくちゃにされた」
と役所を恨むなんて筋違いもいいところだろう。
放火することがすでに常軌を逸しているが、その手段が火炎瓶というのも恐ろしい。
なぜそういう発想になったのか。63歳とあるので昔取った杵柄といったところだろうか。
放火した後別のフロアでお茶を飲んでいたそうだ。正気の沙汰とは思えない。
死者が出なかったのは幸いだが、あきれるほどに身勝手で許しがたい犯行だ。

「税滞納、督促状で口論」=差し押さえに逆恨みか―宝塚市役所放火事件
時事通信 7月12日(金)20時48分配信
 兵庫県宝塚市役所放火事件で、現住建造物等放火容疑で逮捕された無職高橋昭治容疑者(63)が「市から納税の督促状が届き、文句を言いに行ったが口論になった」と供述していることが12日、県警宝塚署への取材で分かった。同容疑者は固定資産税の滞納で宝塚市から自宅マンションや銀行口座を差し押さえられており、同署は支払い督促をめぐり市を逆恨みした可能性があるとみて調べている。
 同署などによると、高橋容疑者はマンション購入直後から固定資産税を滞納。銀行に約200万円の預金があったが、2012年末に「市役所によって差し押さえられた」との通知を銀行から受け取ったという。
 また、不動産登記簿によると、同市は03年8月にマンションを差し押さえ。市は年に2回、督促状を送っていた。高橋容疑者は「金がなかった」と話しているという。
 市によると、同容疑者が市税収納課を訪れ、一方的に怒鳴りつけて帰ることが以前にも何度かあったという。 
最終更新:7月12日(金)20時53分

宝塚市役所放火>高橋容疑者、火を放った後にお茶飲む
毎日新聞 7月12日(金)23時52分配信
 兵庫県宝塚市役所で12日朝発生した放火事件で、現住建造物等放火容疑で現行犯逮捕された高橋昭治容疑者(63)は市役所1階に火を放った後、地下1階の自動販売機前でお茶を飲んでいた。追いかけた職員に「何が悪いんや」「市民をもっと大事にしろ」と言い放ったという。
 高橋容疑者を取り押さえた市農政課の杉田達也係長(44)らが12日夜、記者会見した。杉田係長は約20メートル離れた市税収納課で、放火する男を見た。瞬く間に燃え広がり、消火器を探すうちに男を見失った。
 「下や下や」という声で地階に行くと、白のシャツにジーンズ姿でお茶を飲む高橋容疑者を見つけた。話しかけるうちに、放火した男と確信し、杉田係長ら職員4人で囲んだ。
 高橋容疑者は「おまえらは税金で飯を食ってるんやろ。俺の生活をめちゃくちゃにしてくれた」とまくし立てた。そして、たばこをくわえ、ライターで火をつけようとした。
 「引火したら危険」。杉田係長がたばこを取り上げると、左頬を殴ってきた。職員4人で取り押さえ、警察官を待ったという。杉田係長は「逃がしてはいけないと無我夢中だった」と振り返った。
 市によると、高橋容疑者は03年以降、昨年10月まで数回、市役所を訪れ、職員と税滞納などについて話していた。粗暴な態度はなかった。昨年10月を最後に訪問はなく、電話を受けた記録もないという。【米山淳、森本宗明、幾島健太郎】
最終更新:7月12日(金)23時52分