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羽生がGPファイナル初V! 290点超えで自己ベスト大幅更新=フィギュア
羽生、高得点も「正直ちょっと違う」ギャップに戸惑い=フィギュア


おめでとうございます。
フリーも自己ベスト更新で、SPの世界最高点に引き続き1位の完全優勝
フリーでかなりの高得点が出たものの、本人は納得できる演技ではなかったようで
その高得点にも戸惑っている様子。こういう姿勢にも好感が持てる。
次の全日本選手権、そしてソチオリンピックに向けて頑張ってください。
お疲れ様でした。

羽生がGPファイナル初V! 290点超えで自己ベスト大幅更新=フィギュア
スポーツナビ 12月6日(金)20時47分配信
 フィギュアスケートのグランプリファイナル第2日が6日、福岡マリンメッセで行われ、男子のフリースケーティングでは前日のSP首位の羽生結弦(ANA)が自己ベストを更新する193.41点(技術点102.03点、演技構成点92.38点、減点1.00点)をマークし、SPとの合計点でも自己ベストを28点更新する293.25点。歴代世界最高得点に2.02点に迫る高得点で、GPファイナル初優勝を成し遂げた。
 羽生は冒頭の4回転サルコウで転倒したものの、続く4回転トゥループをきれいに着氷して挽回。その後もトリプルアクセル−3回転トゥループのコンビネーションジャンプなどを次々に成功。出場6選手中ただ1人技術点が100点を超える演技で博多に集ったフィギュアファンを魅了した。
 また、負傷欠場した高橋大輔関西大学大学院)に代わって出場した織田信成関西大学大学院)は、フリーの自己ベストに5.62点と迫る175.02点(技術点91.58点、演技構成点84.44点、減点1点)を出し、SPとの合計255.96点で、見事に銅メダルを獲得。SP6位と出遅れた町田樹関西大学)は、ノーミスの演技で170.37点(技術点88.07点、演技構成点82.30点)と巻き返したものの、合計236.03点で織田には及ばず総合4位だった。
 なお、2位にはパトリック・チャン(カナダ)で、フリーの得点192.61点(技術点97.13点、演技構成点95.48点)、SPとの合計280.08点だった。
最終更新:12月6日(金)23時38分

羽生、高得点も「正直ちょっと違う」ギャップに戸惑い=フィギュア
スポーツナビ 12月6日(金)22時45分配信
 フィギュアスケートのグランプリファイナル第2日が6日、福岡マリンメッセで行われ、男子のフリースケーティングでは前日のSP首位の羽生結弦(ANA)が自己ベストを更新する193.41点(技術点102.03点、演技構成点92.38点、減点1.00点)をマークし、SPとの合計点でも自己ベストを28点更新する293.25点。歴代世界最高得点に2.02点に迫る高得点で、GPファイナル初優勝を成し遂げた。
 フリー、SPとの合計点ともに自己ベストを大幅に更新する得点をマークしたが、「僕の中では良い部分がないなと感じています。ほかの試合でもコンスタントに出していくことが課題」と語ると、「僕の中ではあの点数が出るとは思っていなくて、正直ちょっと違うかな」と、羽生には自分が感じた演技の内容とジャッジの評価とのギャップに若干の戸惑いがある様子。しかし、「自分としては期待点と受け取って、またその点数をいろいろな試合で出せるようにしたい」と、前向きにとらえると、翌日に控えた19歳の誕生日を前に「また来年に向けて良い点数がでるように、もっと良い演技ができるようにしっかり頑張っていきたい」と、オリンピックイヤーへの目標を語った。
 以下は演技後の羽生のコメント。
■羽生「勝ち負けよりも自分がどれだけ成長できるか」
「本当に一生懸命やろうと考えていました。サルコウの前はいろいろなことを考えていて、どうやったら跳べるか、どういったことを注意するかそういうことばかり考えていたんです。ただあまりにも多くのことを考え過ぎていたので、だからこそトゥループは一生懸命頑張ろうとそれしか考えていなかったです。
(高い演技構成点について)僕の中では良い部分がないなと感じています。いつもよりはジャッジの方向を向いていたと思いますし、ジャッジにも訴えかけようという気持ちはあったと思います。ただ僕の中では気持ちのほうが前に行っていて、スケートがついてきていないなとか、トランジションのステップが前だとか、けっこうあったと思うので、この点数がこの試合だけではなく、ほかの試合でもコンスタントに出していくことが課題かなと思います。
(目線が上に行っているように見えたが)ステップの方では一生懸命、体を動かしていたと思いますし、それを練習してきたのはあるので、今回は意識して頑張りました。
(ファイナルで勝ったというのは?)勝ち負けよりも自分がどれだけ成長できるかを重視していましたし、どんな経験をできるかを重点に置いて今回の試合に臨んでいました。今回の勝ちは、たまたまかなと思います。そう僕の中では思っています。SPが良かったからFSでも点数が出たのかなと。この大会はこの大会、ソチ五輪ソチ五輪全日本選手権全日本選手権。そのときで全然違ってくると思っています。
(最後のスピンでバランスを崩したが)本当に疲れていました。久しぶりに動けないなと(苦笑)。この感覚はフィンランディア杯以来だったので、もっと体力をつけられるように頑張ります。
(2日間落ち着いていたが)とにかく一生懸命やることだけを考えていました。いままでのスケートカナダやフランス杯では本当にパトリック(・チャン)選手のことばかり考えていたというか、どれだけ差があるか、どれだけ点数差があるか、どれくらい頑張れば縮められるかといったことばかりを脳の中で分析しちゃったりしていたんです。無意識の内にですね。それをなくして、今回は一生懸命やることだけを考えていたので、それが良い結果につながったと思います。
(点数が出たときに勝ったときの表情ではなかったが)僕の中ではあの点数が出るとは思っていなくて、正直ちょっと違うかなと。ただそれだけ評価をいただけたので、自分としては期待点と受け取って、またその点数をいろいろな試合で出せるようにしたいと思っています。
(カナダに渡ってスケーティング技術はどれだけ成長を感じるか)6分間練習や公式練習で滑ってみて、だいぶ滑れるようにはなっているのかなと。今回の4回転サルコウを失敗したことによる疲労かもしれないですけど、FSの演技はあまりに滑ることができていなかった。練習やフランス杯ではもっと滑れていたので、これからしごかなきゃいけないと思っています。
(明日が誕生日だが、19歳の1年間をどう過ごしたい?)やっと18歳の最後の滑りが終わりました。ちょっとホッとしています。課題はいっぱいありますが、また来年に向けて良い点数がでるように、もっと良い演技ができるようにしっかり頑張っていきたいなと思っています」
最終更新:12月6日(金)23時38分