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錦織、日本男子96年ぶりの全米4強入り
クルム伊達公子、自ら快挙達成し錦織を祝福


錦織選手は4時間19分の長丁場(試合終了は翌日の2時26分)となった4回戦に引き続き、
4時間15分というこれまた長時間の試合を勝ち抜いた。どちらもファイナルセット
までもつれる熱戦で、体力も精神力も相当なものが要求されただろう。
個人的にはスピードサーブ一本でポイントを取るプレースタイルはあまり好きではない。
スピードサーブはすごいけど、それより様々なテクニックや駆け引きが見たいのだ。
錦織選手のような体の小さなプレーヤーでも頂点で戦えるというのは素晴らしい。
ぜひファイナルを勝ち抜いて優勝して頂きたい。まずは休んで、そして頑張れ!
そして伊達選手、一度現役を退いた選手だというのに以前を上回る成績を上げるとは
これまた素晴らしい。娘のような年齢の選手たちと見劣りしない戦いができるのは
テクニックだけでなく、やはり長年の経験による試合運びのうまさもあるだろう。
彼女にも心からのエールを送る。がんばって!

錦織、チャンコーチから「まだ終わっていない」と忠告
AFP=時事 9月4日(木)12時55分配信
【AFP=時事】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)で4強入りを果たした錦織圭(Kei Nishikori)は、コーチのマイケル・チャン(Michael Chang)氏から、優勝を狙うためには世紀に一度のパフォーマンスに満足してはならないと諭された。
 24歳の錦織は、全米オープンでは日本人男子選手として1918年以来となる準決勝進出を果たした。
 しかし、1989年の全仏オープンテニス(French Open)で四大大会(グランドスラム)を制覇しているチャン氏は、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)王者のスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka、スイス)を下した3日の準々決勝後、錦織に対してやるべき事はまだ終わってはいないと告げた。
 1月からチャン氏の指導を受けている錦織は、「試合に集中し続けて、いら立ちすぎることなく、常に自分を盛り上げろと言われます。勝ちを収めて、おめでとうと言われました。そして、まだ終わっていないぞとも言ってました。集中を切らさず、この2日で回復に務めます。次の試合も良いものになることを願ってます」とコメントした。
 4回戦のミロス・ラオニック(Milos Raonic、カナダ)戦で4時間19分を戦い、大会史上最も遅い終了時間に並ぶ翌日の2時26分に試合を終えた錦織は、ワウリンカとの4時間15分という2試合連続の長丁場の戦いを制した。
 ラオニックとの長時間の戦いの後、錦織はこの数日間は奇妙な感じがしたとコメントした。
「(試合後は)朝の6時に寝ました。そんな経験無かったので、少しきつかったですね。ジェットラグがありますけど、体の状態は良いです」
 また錦織は、フルセットの試合を続けることができて満足だとも語った。これまで5セットにもつれ込んだ試合で、錦織は戦績を9勝2敗としている。
「フルセットの試合はいつも喜んでプレーしてます。記録も良いと思いますし。第5セットのプレーには自信があります。第4セット、第5セットになると集中力が増して、テニスが良くなってくるんです」
最終更新:9月4日(木)12時58分

クルム伊達公子、自ら快挙達成し錦織を祝福
デイリースポーツ 9月4日(木)12時22分配信
 テニスの全米オープン女子ダブルス準々決勝で3日(日本時間4日)、B・ザフラヴォワ・ストリツォワと組んでA・フラヴァコバ、ジェン・ジー組と戦い、6-3、4-6、6-3で下してグランドスラム初のベスト4入りを決めたクルム伊達公子が同日、公式ブログを更新し、快挙を報告するとともに、日本人として96年ぶりに準決勝進出した錦織圭を祝福した。
 伊達は「テニスキャリア初めてのダブルスでのセミファイナル!」と報告しながら「喜びに浸っている暇なく明日11・00から試合」ともう次を見据えていた。
 試合を終えた瞬間から、伊達は多忙だった。
 「メディア マッサージ マンハッタンへ戻り今日から場所を移りホテルへ。レストラン日本でディナー。ホテルに戻りローリング治療 奇跡のケア」
 快挙は次戦に備えての準備につながり、伊達は喜びに浸るひまもなかったようだ。
 「これから寝ます…さらにタフな一戦へ向けて回復できますように…」
 そして最後に「PS:錦織くんやったね!」と書き足すことを忘れなかった。
最終更新:9月4日(木)12時45分