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天皇、皇后両陛下が兵庫入り 「阪神・淡路」20年を前に


あれから20年が経つのか。「まだ20年」でもあり「もう20年」でもある。
当時のことを語れる人は少なくなったけれど、今だから言えることもあれば
未だに言えないこともあるだろう。
そうした人たちの声を聞いたときに、私は胸が詰まって何も言えなくなる。
「そっか」絞り出せる言葉はそれくらいだ。その場にいなかった人間が何を言っても
絵に描いた餅ほどの役にも立たない。
当時のこと。今のこと。これまでのこと。これからのこと。
一生懸命聞こう。そして今を生きる人たちが少しでも幸せであるように願う。
私にできるのはそれくらいだ。

天皇、皇后両陛下が兵庫入り 「阪神・淡路」20年を前に
神戸新聞NEXT 1月16日(金)22時10分配信
 天皇、皇后両陛下は16日、阪神・淡路大震災が20年を迎えるのを前に兵庫県入りし、神戸市中央区の県災害医療センターを視察された。両陛下の県内訪問は2006年の「のじぎく兵庫国体」以来9年ぶり。
 同センターでは、中山伸一センター長が、震災時、医療支援や患者転送を適切に行えなかった反省をもとに同センターが設立された経緯や、災害派遣医療チーム(DMAT)の養成に力を入れていることなどを説明した。
 臨時病床設置の訓練では、医師らが患者とのやり取り、別の病院への搬送手配などを実演。陛下は「(現場には)実際に何回か行かれましたか」「ご苦労さまですね」と声を掛けられた。
 両陛下は17日、兵庫県公館で営まれる「1・17のつどい−阪神・淡路大震災20年追悼式典」に出席される。
最終更新:1月16日(金)23時41分