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若き音楽家を世界へ=早期入学、卒業で育成支援―東京芸大


とても良いことだ。
若いうちにさまざまなスタイルに触れることも大事だし、年齢がいってからでは
選択肢が限られてしまう、それはとてももったいないことだから。
芸術系全般に言えることだけれど、技術と感覚(感性)との両方が必要だ。
感性の部分は元々持っているものもあるし経験を重ねてわかることもある。
しかし技術的な部分は肉体の問題だ。筋肉を鍛え身体の使い方を叩きこむ。
身体を使うことはある程度の年齢までにはほぼ完成されてしまう。
これはスポーツと同じことだ。
だからこそ、若いうちに外へ出やすい環境を整えるのは有用なのだ。
海外へ行けば何とかなるというものではないけれど、機会が多いのは良いことだろう。

若き音楽家を世界へ=早期入学、卒業で育成支援―東京芸大
時事通信 6月12日(金)18時25分配信
 東京芸術大は12日、世界で活躍する音楽家育成に向け、才能ある生徒を高校3年進級時から入学させ、集中的に教育して3年間で卒業させるスペシャソリストプログラム(SSP)を導入すると発表した。海外留学などにも有利という。今秋に実技や面接などで選考し、合格者は学費免除や特別レッスンで成長を支援する。
 募集するのは、早期教育がより有効とされるピアノ、バイオリン、チェロの各専攻。国際コンクールなどの受賞歴や実技、面接で選ぶ。いずれも若干名で、合格者ゼロの場合もある。
 海外では留学に年齢制限がある音楽大学が多く、留学のため休学や中退する学生も多い。SSPでは通常より2年早く卒業でき、知識や技能も多くなるため、より海外留学が成功しやすいという。入学金や初年度学費は無料で、優秀者はその後の学費やコンクール参加費なども支援。在学中は個人指導の時間を倍増し、海外一流演奏家の特別レッスンなども行う。
 芸大はまた、より若い世代の才能発掘を目的にした早期教育プロジェクトも発表した。教授の無料公開レッスンや、学生の出前授業を行う内容で、公開レッスンは小中学生を対象に2015年度は全国7カ所で行う。才能がある子供は別会場のレッスンに参加させて、継続的に指導することもあるといい、将来的には付属高校への入学を勧めたり、SSPとも連動させたりして一貫した育成を行うことを想定している。
最終更新:6月12日(金)18時29分