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伊勢の新名菓「ササササササササササ中」ところで何と読むの?





最近このようなデザインをよく見るような気がする。県や市のマークに多い。
「サが10個と中で『サトナカ』」が正解だそうだ。
現地の里中地区で以前から使われていた意匠だとのこと。

伊勢の新名菓「ササササササササササ中」 ところで何と読むの?
withnews 10月7日(水)18時50分配信
 お伊勢参りのお土産といえば「赤福」が有名ですが、最近話題になっている別のお菓子があります。その名も「ササササササササササ中」。サが10個と中が組み合わさって「サトナカ」と読みます。伊勢に縁のある材料を使ったクッキーですが、なぜ変わった名前になったのか? 考案者に話を聞きました。
サが10個と中が組み合わさって
 サトナカを考案したのは、ともに三重県伊勢市生まれの、はしもとゆきさんと中谷武司さんのユニット「エメロン」。エメロンの店舗である「モナリザ」(伊勢市河崎)でサトナカを販売しています。
 はしもとさんによると、河崎にある里中と呼ばれる地区では、数十年前から「中」という字を「サ」で囲んだ意匠を、お祭りの時に商家の軒先に掲げていたそうです。この意匠を考案したのは、すでに亡くなった地元の神社の神職でした。2人は「これを使って何かおもしろいものを作り、現在に結びつけてみよう」とサトナカを考案し、神職の家族に話をしたそうです。
 はしもとさんは「伊勢の土産といえば、赤福に代表されるように餅が多いんです。どれもおいしいんですが、パワースポットとして若い人が伊勢神宮を訪れるようになったので、そんな人がお土産にしてくれる商品としてクッキーを選びました」と話します。
素材にもこだわり
 こだわったのは名前だけではありません。定番である3種のフレーバーは神への供え物である「塩」「米」「酒」。ベースとなる小麦粉は三重県産あやひかり、酒粕は県内の元坂酒造の純米吟醸酒粕、塩は伊勢の神前海岸でくんだ海水から作った塩を使っているそうです。
 中谷さんは「お菓子ということよりも、何か持ち帰ってもらえるような『小さな伊勢のお楽しみ』としてサトナカを手にとっていただければ」と話しています。
 ◇ ◇ ◇
 サトナカの塩、米、酒の各3枚の計9枚入りは税別645円。モナリザでの販売だけでなく、「エメロン」のホームページから通販で買うことができます。
最終更新:10月7日(水)18時50分