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置き去り車掌猛ダッシュ 京急電鉄でトラブル


品川発京急川崎行の最終電車が、北品川駅で車掌を乗せずに発車、次の新馬場駅
道路を走って追いかけた車掌を乗せて5分遅れで出発したとのこと。
終電のため後続に遅れは出なかったということだが、他の路線に乗り継ぐ予定だった
乗客はちゃんと間に合ったのだろうか?
実家から通勤していたころは、実家最寄駅に行く電車の終電がやけに早かったために
横浜で乗り換えの道を必死に走ったことを思い出す。
万が一乗れなかったらそこからタクシーで数千円の出費が待っている。痛すぎる。

置き去り車掌猛ダッシュ 京急電鉄でトラブル
カナロコ by 神奈川新聞 10月14日(水)16時39分配信
 京浜急行電鉄は14日、北品川駅(東京都品川区)のホームに車掌を置き去りにしたまま普通電車を発車させるトラブルがあったと発表した。駅に残された車掌は約700メートル離れた隣の新馬場駅(同区)まで線路沿いの道路を走って追いつき、電車は約5分遅れで発車した。
 京急電鉄によると、同日午前0時10分ごろ、品川発京急川崎行き最終列車(6両編成)の車掌が北品川駅で車両のドアを閉め、出発の合図ブザーを押した直後に手にしていたワイヤレスマイクをホームに落とした。
 車掌はマイクを拾うため乗務員室からホームに降りたところ、運転士は気づかずに電車を発車させた。
 新馬場駅でドアが開かなかったことから、異変に気付いた運転士が車掌がいるはずの最後尾を確認したところ、置き去りにしたことが判明、運転士がドアを開けたという。電車を走って追いかけている車掌が到着するのを待ち、運転を再開。最終電車のために後続に遅れはなかった。
 北品川、新馬場の両駅ともホームに駅係員はいなかった。ワイヤレスマイクは駅係員がいないホームで車掌が発車やドア閉めなどをアナウンスするため、京急電鉄が1973年に先駆的に導入している。
 ワイヤレスマイクは落下防止のために手に巻き付けるひもが付いており、駅でアナウンス後、車掌は乗務員室のドア近くにある専用の台に置く決まりになっているという。
 京急電鉄広報課は「今回のケースでは車掌は運転士に停止合図を送るか、非常ブレーキを掛けるなどの方法があった。基本動作の指導をあらためて徹底したい」と話している。
最終更新:10月14日(水)18時22分