ニュース

茨城や福島、被災地への思いつづる…皇后さま


今日は地久節だった。
おめでとうございます。
なるべくご負担を少なくして、穏やかにお過ごしいただきたい。

茨城や福島、被災地への思いつづる…皇后さま
読売新聞 10月20日(火)10時45分配信
 81歳の誕生日を迎えられた皇后さま。
 天皇陛下とともに、先の大戦の激戦地に加え、自然災害の被災地を巡るなど、多忙な日々の中で感じたことを文書で回答された。
 今月1日には、甚大な浸水被害が出た茨城県常総市へ。水にえぐられた土地に驚き、収穫を前に水に漬かった稲の姿を見て「傷(いた)ましく、農家の人々の落胆はいかばかりか」と被災者らの胸中を推し量られた。
 7月には、東日本大震災の被災者が住む福島の復興住宅を視察。いまだ19万人に及ぶ避難者の暮らしを心配する一方、原発事故の復旧にも触れ、「日々激しく働く人々の健康の守られることを祈らずにはいられません」と作業員らの体を気遣われた。
 一方、今年の「嬉(うれ)しいニュース」としては、大村智・北里大特別栄誉教授と梶田隆章・東京大宇宙線研究所長のノーベル賞受賞やラグビーワールドカップでの日本代表の活躍などを挙げられた。
 皇后さまは今年6月から胸の痛みを訴え、心臓の血管が一時的に狭まる心筋虚血の疑いと診断されたが、「今のところ、これまでと変わりなく過ごしています」と説明された。
 今年、宮内記者会が皇后さまに文書での回答を求めた質問の数は、年齢に配慮して昨年までの3問から、「この1年で感じられたこと」についての1問となった。
最終更新:10月20日(火)10時46分