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喫煙映画は成人指定を WHO


映画の登場人物を真似て喫煙を始める若者が多いため、それを防止するための勧告を出したということ。
煙草は喫煙者本人にも副流煙を吸わされる周囲の人にも百害あって一利なしだから仕方あるまい。
私も私の周囲も非喫煙者なので、世の中の禁煙への流れは大歓迎だ。
東京オリンピックに向けて、早く都内も全面禁煙になってほしい。

喫煙シーン映画、「成人向け」に…WHO勧告
読売新聞 2月1日(月)17時29分配信
 【ジュネーブ=石黒穣】世界保健機関(WHO)は1日、喫煙シーンのある映画やドラマについて、若者を喫煙に誘導する効果が高いと指摘する報告書を発表し、「成人向け」に指定する措置を各国政府が講じるよう勧告した。
 WHOによると、子どもや青少年の視聴を見込む作品であっても、喫煙に関する規制は世界的にみられない。このため、登場人物や役者の行動に影響されやすい若者が、まねして喫煙を始めるケースが多い。
 米国では新たに喫煙者となった青少年のうち、映画やドラマが直接的なきっかけとなって吸い始めた人の割合が37%に上るとの調査結果もある。
 WHOは、「成人向け」指定を義務化することにより、子どもや青少年を対象にする作品には喫煙場面を盛り込めなくすることを狙っている。
 宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」も喫煙場面が多く、WHOの勧告に従えば「成人向け」指定の対象となるとみられる。
最終更新:2月1日(月)17時30分