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<レコード>人気再燃で針製造フル回転


レコードは消えるものだと言われていたけれど、しっかり生き残っているようだ。
実家には母の実家からもらってきた古いSPレコードがあったけれど、長い間ただ置いてあるだけだった。
当時実家にあったプレーヤーはLP/EPのみ対応でSPは対応外、再生できなかったのだ。
いや、サイズ的には再生できるけど、回転数が足りないから観賞するには……。
後にSP対応のプレーヤーを手に入れて聞くことができたけれど、それもレコードブームが起きたおかげだ。
レコード針は消耗品。こうして作り続けてくれるからこそ我々は楽しむことができる。
どんなに古く貴重な盤でも、再生できなければ意味がないのだ。
これからもがんばってほしい。

<レコード>人気再燃で針製造フル回転 6人で年間17万本
毎日新聞 2月17日(水)10時48分配信
 アナログレコードの人気が再燃する中、交換用のレコード針を製造している日本精機宝石工業(兵庫県新温泉町)では、需要の急増に合わせて6人の従業員がフル生産でレコード針を作っている。
 日本レコード協会によると、アナログレコードの生産量は昨年には66万2000枚に上り、2014年と比べて65%増となった。
 同社では1873年に縫い針の製造を開始し、技術を生かして1966年にレコード針の製造を始めた。国内でも数社しか残っていないレコード針の製造会社として、交換用の針を「JICO(ジコー)」というブランド名で生産している。
 ここ数年、手軽な価格のレコードプレーヤーの発売などが相次ぎ、レコードのファン層が広がって出荷量が復活した。レコード針製造部門の社員を以前より増やし、15年度は約17万本の出荷を見込んでいる。【小関勉
最終更新:2月17日(水)17時51分