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新「オレオ」、9月に登場 販売元変更に伴い新発売 中国工場で生産
「ヤマザキナビスコ」、ライセンス契約終了で社名変更へ 「オレオ」「リッツ」など製造終了


-新たに販売される3ブランド



「オレオ」「リッツ」「プレミアム」はライセンス契約の終了により現在のヤマザキナビスコに変わって9月からモンデリーズ・ジャパンが販売する。
「オレオ」は中国の北京、「リッツ」はインドネシアのチカラン工場、「プレミアム」はイタリアのカプリアータ・ドルバ工場で製造されるそうだ。
製造元が変われば味も変わると言うことで、現在の物を買いだめするつもりの人も多いよう。
特にオレオについては中国で製造すると言うことでネット上では「さよならオレオ」という書き込みが多い。
しかし、

2017年12月にはオレオなど4ブランドの類似製品の製造販売制限が解除されるため、今後は競合品の開発を視野に新製品を発売していくという。また、ライセンス契約で制限されていた海外事業に取り組み、東南アジアなどへの自社商品を展開していく計画だ。

ということなので、一年ほど待てば現在の物と同じような製品がヤマザキビスケットから発売されるかもしれない。

新「オレオ」、9月に登場 販売元変更に伴い新発売 中国工場で生産
ITmedia ビジネスオンライン
2016年05月11日 15時02分 更新
モンデリーズ・ジャパンが、ビスケット製品「オレオ」「リッツ」「プレミアム」を9月から販売する。
 モンデリーズ・ジャパンは5月11日、ビスケット製品「オレオ」「リッツ」「プレミアム」計8製品を9月から販売すると発表した。国内では長くヤマザキナビスコが製造販売してきたが、ライセンス契約の終了に伴い、直接販売に乗り出す。
 オレオは「バニラクリーム」「チョコレートクリーム」「ストロベリークリーム」「ビッツサンド バニラ」の4製品、リッツは「クラッカー S」「クラッカー L」「チーズサンド」の3製品。プレミアムはダブルサイズの新形状で販売するという。
 新パッケージは店頭で視認性の高いデザインを採用し、広告やキャンペーン、売り場作りなどを積極的に展開するという。オレオとリッツは日本の消費者ニーズを満たすように開発し、日本人が好む味に改良しているという。
 生産はそれぞれ海外で行い、オレオは中国・北京、リッツはインドネシア、プレミアムはイタリアの各工場で製造する。北京の工場はMondelez Internationalが持つ最大の工場で、中国市場やオーストラリアを含むアジア太平洋地域7カ国向けに製造しているという。
 国内ビスケット市場は過去3年で約14%成長。同社は「日本のビスケット市場に参入することで、3ブランドを成長させ、事業拡大を目指す」としている。
 オレオなどは国内で山崎製パン子会社のヤマザキナビスコが長く販売してきたが、8月末でライセンス契約を終了。Nabiscoを傘下に持つMondelez Internationalが直接販売することになった。
 ヤマザキナビスコはオレオ、リッツなど4ブランドの製造を8月末で終了し、在庫販売をへて同社からは終売となる。9月1日には「ヤマザキビスケット」に社名変更し、新商品の販売に乗り出す考えだ。
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ヤマザキナビスコ」、ライセンス契約終了で社名変更へ 「オレオ」「リッツ」など製造終了
ITmedia ビジネスオンライン
2016年02月12日 15時29分 更新
山崎製パン傘下のヤマザキナビスコがライセンス契約終了に伴い社名変更。
 山崎製パンは2月12日、子会社のヤマザキナビスコが「ナビスコ」ブランドのライセンス契約を終了し、社名を「ヤマザキビスケット」に9月1日付で変更すると発表した。「オレオ」「リッツ」などの同社での製造は終了するが、「チップスター」など自社ブランド製品は今後も製造販売を続ける。
 オレオとリッツ、クラッカー「プレミアム」は9月からモンデリーズ・ジャパンが国内販売を引き継ぐ。モンデリーズ・ジャパンナビスコブランドを持つMondelez Internationalの日本法人で、「クロレッツ」や「リカルデント」などを販売する。ヤマザキナビスコに対し、「ナビスコ製品の製造・販売を行ってきており、ブランド認知への多大な貢献をしてきてくださったことに大変感謝しております」とコメントしている。
 ヤマザキナビスコは1970年に山崎製パンと米Nabisco、日綿実業(現・双日)の合弁会社として設立し、ナビスコブランドの製品を生産。88年にNabiscoから株式を買い取り、子会社化。現在はNabiscoを傘下に持つMondelez Internationalからライセンスを受け、赤い三角のNabiscoマークが付いたオレオとリッツ、「プレミアム」「チップスアホイ」の4ブランドを製造販売してきた。
 同社によると、ライセンス契約は8月末の契約満了をもって終了。社名を変更した上で菓子事業を継続する。ライセンス契約の終了に伴い、オレオ、リッツなど4ブランドは8月末で製造を終了、在庫販売をへて同社からは終売とする。
 2017年12月にはオレオなど4ブランドの類似製品の製造販売制限が解除されるため、今後は競合品の開発を視野に新製品を発売していくという。また、ライセンス契約で制限されていた海外事業に取り組み、東南アジアなどへの自社商品を展開していく計画だ。
 山崎製パンの2015年12月期は売上高が1兆271億円。そのうちヤマザキナビスコは367億円を計上し、東ハト(247億円)とともに同社グループの製菓事業を担っている。
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