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<カレイ>あれ?左向きだ 上越水族博物館で展示


「左鮃に右鰈(ひだりヒラメにみぎカレイ)」とよく言うが、全てではないらしい。
カレイの仲間の「ヌマガレイ」は左に顔のあるものが米国西海岸で50%、アラスカ沖では70%いて、日本ではなんと100%!
ヒラメとカレイの正しい見分け方は「顔つき(口元)」と「歯」だそう。
鰯や鯵を食べるヒラメは口が裂けて顔が怖く大きくとがった歯があり、イワムシやゴカイを食べるカレイはおちょぼ口で小さな歯なのだそう。
そのため、地方によってはヒラメを「オオクチ」、カレイを「クチボソ」と呼ぶのだそうだ。
左ヒラメに右カレイ?より)

<カレイ>あれ?左向きだ 上越水族博物館で展示
毎日新聞 6月14日(火)20時35分配信
 「左ヒラメに右カレイ」−−。ヒラメとカレイの見分け方の常識を覆す「左向き」のカレイが新潟県内で見つかった。同県上越市立水族博物館がホルマリン標本にし、今月11日から展示している。
 同館によると、今月1日に同県糸魚川市鮮魚店から「変わった魚が揚がった」と連絡があった。職員が確認したところ、ヤナギムシガレイ(体長約20センチ)だったが、まさかの左向きだった。
 地元ではおなじみの魚で、腹を手前にすると目が右側に来るはず。県水産海洋研究所の担当者も「見たことがない。理由は不明」と首をかしげるばかり。来館者の目をくぎ付けにしそうだ。【浅見茂晴】
最終更新:6月14日(火)21時45分