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ロシア陸上のクリシナ、リオ五輪出場可能に 申請136選手中1人


ドーピング問題でWADAがロシア陸上選手の五輪参加を禁止
→ドーピング検査をクリアすれば個人資格で参加できるとIOCが決定
→申請のあった136人中、1人だけ出場資格を得た←いまここ
ロシアTVのニュースでは、WADAの決定には「西側諸国の陰謀だ」と怒り、
IOCの決定には「正義がなされた、西側の記者はがっかりしている」とあざけっていた。
今度はどんな報道がされるのか。あるいは、何も報道されないのか。

ロシア陸上のクリシナ、リオ五輪出場可能に 申請136選手中1人
AFP通信
2016年07月10日 18:42 発信地:モスクワ/ロシア
【7月10日 AFP】国際陸上競技連盟(IAAF)は、米国を活動拠点とするロシアの女子走り幅跳び選手、ダリア・クリシナ(Darya Klishina)について、リオデジャネイロ五輪の出場を認めると発表した。ロシアの国営タス通信(TASS)が10日、同国の五輪委員会の話として報じた。
 タス通信が報じたところによると、ロシア五輪委員会の法務部の責任者、アレクサンドラ・ブリリアントバ(Alexandra Brilliantova)氏は、ロシアの陸上選手のリオ五輪への個人資格での出場申請について「すべての選手は却下された。ただしクリシナを除いて」と述べたという。
 ロシアの陸上選手は、国家ぐるみのドーピング問題により、ロシア陸上競技連盟(ARAF)がIAAFから国際競技会への参加を禁止され、リオ五輪に参加できなくなった。これを受け、多数の選手が個人資格で五輪に出場できるよう申請。IAAFの声明によると、136選手から申請があったとしており、ロシア五輪委員会は136選手のうちクリシナ選手だけが出場資格を認められたと発表した。
(c)AFP