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英首相官邸のネコ「ラリー」、キャメロン一家とともに去らず?
飼い猫ラリーは「留任」=メイ首相就任後も官邸に−英




以前、英国外務省に「ネズミ取り長官」として就任した野良猫のニュース(こちら)があったが、
こちらは英国首相官邸で「官邸ネズミ捕獲長」の役職にある猫のLarry-ラリー。
彼は公務員であり官邸職員なのでキャメロン氏の退任後も官邸に残って職を全うすると言う。
英国で猫がここまで愛されていると言うのはちょっと意外な気もする。
まさか、本当に鼠に困っているわけでもあるまいが。

首相官邸のネコ「ラリー」、キャメロン一家とともに去らず?
AFP通信
2016年07月13日 13:00 発信地:ロンドン/英国
【7月13日 AFP】デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相は13日、辞職にともないロンドン(London)ダウニング街10番地(10 Downing Street)の首相官邸を去ることになる。その一方、官邸にとどまる住人もいるようだ。「権力の回廊」をわが物顔で歩き回っていた茶と白のしま模様の雄ネコ、ラリー(Larry)だ。
 ラリーは2011年から官邸でネズミ捕りの任務に従事しているが、キャメロン首相の後任となるテリーザ・メイ(Theresa May)内相が最後の閣僚会議に現れた時も、メイ氏のヒョウ柄の靴にも動じずにじっと彼女の顔を見上げていた。
 キャメロン首相の辞任で他の閣僚たちの運命はメイ次期首相の組閣次第となったが、9歳のラリーは組閣後も仕事にあぶれることはないという。
 内閣報道官は「ラリーは役人であり、キャメロン家の一員ではない」とし、「彼はとどまることになるだろう」と語った。
(c)AFP

飼い猫ラリーは「留任」=メイ首相就任後も官邸に−英
時事ドットコム
 【ロンドン時事】英首相官邸の飼い猫ラリーがキャメロン首相退陣後も官邸にとどまることになった。ラリーは「官邸ネズミ捕獲長」の役職を与えられており、メイ新首相の下で職務を続ける。
 ラリーは茶色と白の雄猫。英メディアによると、ネズミ捕りの技術を見込まれて2011年、キャメロン氏に「採用」された。政府報道官は「ラリーは公務員であり、キャメロン氏に属していない。(首相交代後も)官邸に残る」と述べた。
 キャメロン氏は13日、首相として最後の下院質疑の場でラリーに触れ、「私が愛していないとのうわさは誤り。証拠がある」と自身の膝にラリーを乗せた写真を掲げながら述べ、笑いを誘った。
 ラリーの名前で設定されたツイッターの非公式アカウントには11日、「誰か良い猫のトリマーを知らない?(メイ氏が就任する)水曜日、ある人に良い印象を与えなくちゃならないんだ」との投稿があり、話題になった。
(2016/07/13-22:08)