ニュース

羽毛に覆われた恐竜のしっぽ、9900万年前の琥珀の中から発見


-琥珀(こはく)の中に保存されていた羽毛で覆われた恐竜のしっぽの一部。王立サスカチュワン博物館提供(撮影日不明。2016年12月8日提供)。(c)AFP/Royal Saskatchewan Museum/R.C. McKellar


羽毛に覆われた恐竜のしっぽ、9900万年前の琥珀の中から発見
AFPBB
2016年12月10日 15:42 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月10日 AFP】約9900万年前の琥珀(こはく)の中から、羽毛で覆われた恐竜のしっぽの一部が発見されたという論文が8日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。
 この琥珀は、論文の執筆者の一人である中国地質大学(China University of Geosciences)の邢立達(Lida Xing)氏が昨年、ミャンマー琥珀市場で見つけたもの。
 カナダの王立サスカチュワン博物館(Royal Saskatchewan Museum)のライアン・マッケラー(Ryan McKellar)氏によると、発見されたしっぽは幼い個体のもので8個の椎骨から構成されていた。しっぽを覆う羽毛は立体的に保存されており、顕微鏡でしか見えない微細な構造も残っていた。
(c)AFP