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ライオンとトラから生まれた「ライガー」、ロシアの動物園で誕生


-ロシアのカメンスク・シャフチンスキーで、移動動物園の飼育員に抱かれるライオンとトラの交配種「ライガー」の赤ちゃん(2017年1月26日撮影)。(c)AFP/Yuri MALTSEV


ライオンとトラから生まれた「ライガー」、ロシアの動物園で誕生
AFPBB
2017年01月30日 21:45 発信地:ロストフナドヌー/ロシア
【1月30日 AFP】ロシア南部の移動動物園で、ライオンとトラの交配種「ライガー」の赤ちゃんが誕生した。ライガーの誕生は世界でも極めて珍しく、現在数十頭しか存在しないと考えられているという。
 この動物園の園長はAFPの取材に対し、「ツァーリ(Tsar)」と名付けられた生後2か月のライガーは、雄のライオン「カエサル(Caesar)」と雌のトラ「プリンセス(Princess)」から生まれたと説明。「2頭は長い間一緒に暮らしてきて、お互いをよく知っている。雌トラが熱を上げた時、他に選択肢はなかった」と話した。
 ライオンと同じベージュの毛色とトラのしま模様を持つツァーリには現在、動物園のヤギの乳が与えられているという。
 ライガーは成長すると体重400キロ以上にもなるとされ、ギネス世界記録(Guinness World Records)には、体重418キロ、体長3.33メートルの体格を誇るヘラクレス(Hercules)という名のライガーが世界最大のネコ科動物として認定されている。
(c)AFP