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バッハの自筆楽譜、ゆかりの地に=独


-バッハ作曲「おお永遠、そは雷の言葉」の自筆楽譜(ライプチヒ・バッハ資料財団提供)


バッハの自筆楽譜、ゆかりの地に=独
時事通信社
 【ベルリン時事】ドイツの作曲家バッハ(1685〜1750年)の器楽伴奏付き声楽作品「おお永遠、そは雷の言葉」の自筆楽譜が、1724年に初演されたバッハゆかりの地、独東部ライプチヒに戻り、7日、同市で記念式典が行われた。
 この曲は教会音楽で、楽譜は28ページ。スイスの財団が所有していたが、ライプチヒ・バッハ資料財団が一般市民の寄付や公的機関の援助を受け、198万ユーロ(約2億3800万円)で購入した。
 楽譜には書き直しの跡があり、バッハ資料財団は「バッハが教会音楽を確立していく過程を解明できる」と語っている。
(2017/02/07-22:32)