片付け

一向に減らない私の部屋の段ボールを見て業を煮やしただりんが
強制的に片づけを手伝ってくれました。
私はなんとなく自分の分は自分の部屋から出してはいけない気が
していて、部屋に置けないものはウォークインクロゼットか
ランクルームに持っていくしかないと思っていたのですが、
だりんは「あそこの収納があいているから入れればいいよ」と
言って、入れるのを手伝ってくれました。
「そこは共有スペースなので個人のものではなく、家全体で使うもの
を入れるべき」という風になんとなく思っていたので、ちょっと
申し訳ない感じ。
それにストック品も沢山あるので、正直あきれただろうなと思い、
自分のすべてを見せると嫌われそうでいやだなと改めて思ったのです。
でもだりんは「え、オレ楽しんでるでしょ?」と笑いながら言って
くれました。そして私はやっぱり見栄っ張りなんだなと再確認。
いまさら気取ることもないと思っていましたが、いやいや。
まだまださらけ出してはいないようです。
「本当の自分を見せたら、本当のことを言ったら、嫌われる」
という思いから抜け出すのは容易ではないけれど。
いつか、化けの皮がはがれてすべてを見られることになるのかな。