フィギュアスケート

男子は見ていません。すみません。女子シングルだけで。



浅田真央
安定感はさすが。今シーズンで一番音楽と振りのタイミングがあってたと思う。
(表現力がもっとあればいいのにっていつも思うけど、今シーズンの中では今回が一番ましだったかな)


村主章枝
音楽に振りがあってて、見ていてすごく気持ちよくハマる。表現がすばらしかった。
自分の世界をぽんと作り出せるのはさすがだと思う。


安藤美姫
転倒がなければ……残念。途中の表情とかとてもよかったのに。


鈴木明子
魅力的な演技。引き込まれる。この表現力は村主選手に引けを取らないと思う。
今回は僅差の4位ということで残念だった。


中野友加理
SPのときの輝きがなかった。残念。順位を意識するとこうなってしまうのかな。


武田奈也
髪の毛まとめたほうがいい。見苦しい。演目(黒鳥)にあってない。
元気な演技のときはいいかもしれないけどね。笑顔は好き。

浅田舞の演技も放送してたけど、無表情すぎる。滑っていて楽しいのかな。
何を表現したいのかもさっぱり伝わらない。この姉妹は演技を勉強したほうがいいのに。
私はバレエをやっていたせいか、音楽を無視した振り付けが大嫌い。なんていうか、
音楽のタイミングを全く考慮せず「ここで腕をあげる」みたいになぞるだけの演技。
流麗なのとだらだらしているのも違うし。浅田真央はそのメリハリのなさで損を
していると思うのでとてももったいない。ポジションにきちっとはまる一瞬があれば
もっと美しいのに。さら〜っと流れてしまっているから、伝わらない。
村主はそういうところがすばらしい。音の小さな起伏にもちゃんと反応してて
音がふわっと広がるところで両手を広げたり、拍を打つところでエッジが変わったり、
きちっと音楽と動きがマッチしているので、見ていてとても気持ちがいい。
音楽に合わせるってこういうことだよねって思う。
BGMかなんかみたいに、音楽とは無関係に滑る人が多いので「その音楽をなぜ選んだ?」
とか思ってしまうことが多い。自分なりにストーリーを組み立てているはずなのに
そこに音楽が介在しないかのように見えてしまうのは損だろう。
ジャンプが飛べればとりあえず点数は出るのだろうけど、こけたら終わりっていう
演技内容じゃしんどいと思うんだけどな。