ゴルフ

遼くん あわやボール持ち去り被害
林の中に落ちたボールをギャラリーの一人が持ち去ろうとしたそうだ。すぐに周囲の人が注意して
元の場所に戻したそうだが、このファンだという中年女性いわく「初めて遼くんを見に来たんです。
記念に持って帰ろうと思って」。ええー?!なんだそりゃ。ファンならルールぐらい調べろと。
本人に迷惑をかけるようなことをして何がファンだよ、と思いますが。石川選手も他の選手や
マナーを守っているファンに肩身の狭い思いをしているだろうに。携帯カメラといい、もう。ふぅ。

遼くん あわやボール持ち去り被害
10月23日7時2分配信 スポニチアネックス
 男子ゴルフツアーのブリヂストン・オープン第1日は22日、千葉県千葉市袖ケ浦カンツリー倶楽部袖ケ浦コース(7138ヤード、パー72)で行われ、前週の日本オープンでギャラリーのマナー違反にプレーを妨げられた石川遼(18=パナソニック)が、今度はあわや“ボール泥棒”のハプニングに見舞われた。インから出て迎えた15番で、林の中に落ちたティーショットを初心者ギャラリーが拾い上げてしまう信じられない行動。幸いロストボールにはならずプレーを続け、最終9番でイーグルを決めて1アンダーの71で32位につけた。6アンダーの66で回ったプロ4年目の額賀辰徳(25=フリー)がツアーで初めて首位に立った。
 “事件”が起きたのは1オーバーで迎えた15番パー4だった。大きく右にそれた石川のティーショットは、男性ギャラリーに当たって林の中に落下。そのボールに向かって中年の女性ギャラリーが猛ダッシュすると、いきなりボールを拾い上げてしまった。
 すぐに周囲のギャラリーが「ダメ!」と注意し、女性は慌ててボールを元の位置に戻した。悪気はなかったようで「初めて遼くんを見に来たんです。記念に持って帰ろうと思って」と平謝り。第三者がボールを動かしても基本的にペナルティーはないが、誰も見ていないところで持ち去られたらロストボールとなる可能性もあった。ホールアウト後に知らされた石川も「そんなことがあったんですか!?」と驚くしかなかった。
 日本オープンではプレー中のカメラ撮影などギャラリーのマナー問題がクローズアップされた。大会サイドは急きょビラを用意して来場者に禁止事項を呼びかけたが、飛んできたボールを“お土産”にしてしまうことまでは想定していなかったに違いない。石川は「ギャラリーのマナーは今シーズンで一番良かったと思う」と話したが、グリーン手前の池からのウオーターショットでパーセーブした18番では、靴と靴下を脱いで池に入る直前に携帯を構えたギャラリーを見つけて「携帯、やめてください」と注意する場面もあった。
 それでも、最終9番パー5では2オンに成功し、6メートルを沈めてイーグルを奪った。パーオン率50%と正確性を欠いてチャンスをつくれず、ギャラリーの行動の方が目立つ1日だったが、ボールが持ち去られることもなくアンダーパーでフィニッシュ。石川は「出遅れずに済んだ」と胸をなで下ろした。