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三洋の米粒ベーカリー、反響大きすぎて発売延期
今はアレルギーの問題が広く知れ渡って米粉で作られたケーキや米粉自体も
販売されているそうです。家庭でお米粒からパンを焼けたらもっと楽しいですよね。
こういう選択肢が増えることは社会にとってもいいことだと思います。

三洋の米粒ベーカリー、反響大きすぎて発売延期
8月20日17時32分配信 産経新聞
 三洋電機は20日、米粒からパンを作ることができるホームベーカリー(家庭用パン焼き器)「GOPAN(ゴパン)」の発売を当初予定していた10月8日から11月11日に延期すると発表した。量販店から取り扱いの要望が多く、発売日までに当初予定の約2倍の商品を確保する必要があると判断した。
 同社は「あまりにも反響が大きい」(広報部)と想像以上の前評判に驚いている。
 米粉でパンを作る機能を備えたベーカリーはこれまでもあったが、米粒からの製パン機能は世界で初めて。家庭で使う米粒を材料にそのまま使える“手軽さ”が関心を呼んだようだ。おりからの小麦価格の高騰も反響の大きさにつながったようだ。
 市場想定価格は5万円前後と高額だが、「小麦アレルギーの人に加え、コメ農家や地方自治体などから問い合わせが相次いでいる」(同)という。
 このため、新米の時期の10月上旬に予定していた発売を約1カ月延期。十分な商品を確保し、売り切れなどの混乱を招かないようにする。
 ゴパンは米粒と水を投入すると、本体内でモーターを回転させてペースト状にし、砂糖やドライイーストなどを加えてパンを作る。米約1合半(220グラム)で1斤のパンが約4時間でできる。今年度のホームベーカリーの国内市場は前年度比3割増の約60万台に拡大すると見込まれている。