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<パンダ>上野に到着 3月にも公開


ジャイアントパンダの名前はオスが「比力ビーリー)」メスが「仙女(シィエンニュ)」だそうだ。
多額の費用がかかるのに、本当に上野にパンダは必要だろうか。
10年レンタル契約でレンタル料が2頭で年間95万ドル。
今は円高のお陰で約8000万円くらいだけど円安になればもっと高額になる。
えさ代が年間1000万円くらい必要で、今回のためにパンダ舎の改築に約9000万円ほどかけた。
つまり毎年約1億円×10年間で約10億円という出費。
万が一死亡したらさらに支払う可能性もある(レンタル中に事故死した神戸市立王子動物園
パンダの場合は、補償金として5年のレンタル料と同じ50万ドル(約4000万円)が支払われたそうだ)。
当然他に人件費や諸々目に見えない経費がかかるだろう。
貴重な税金、もっと別のことで必要とされている分野がたくさんあるだろう。
上野動物園の入場者数が少ないことは、ジャイアントパンダ以外の手段で補えないのか。
入場料金が安いので(嬉しいけれど)年間1億円以上の収入を期待できるのだろうか。
本当にパンダのことを考えるなら、長距離の移動やなれない環境など負荷をかけるよりも
他のやり方があるのではないだろうか。
安易にパンダに頼りすぎに思えてならない。

<パンダ>上野に到着 3月にも公開
毎日新聞 2月21日(月)23時43分配信
 東京・上野動物園が受け入れるジャイアントパンダのつがい2頭が21日、中国・成都から同動物園に着いた。新しい環境に慣れさせた後、健康診断などを経て3月中にも一般公開する予定。約3年ぶりのパンダ復活に、関係者は来園者増加へ期待を寄せている。
 2頭は上海からパンダの姿が機体に描かれた全日空の旅客機「FLY!パンダ」に“搭乗”し、動物園職員や中国人飼育員が同乗。午後8時50分ごろ成田に到着し、トラックで動物園へ向かった。
 動物園には午後11時40分ごろに到着。門の前では歓迎のパネルを掲げる人たちの姿も見られ、パンダを乗せたトラックが姿を見せると「オー」という歓声と拍手が起こった。オスの比力ビーリー)は到着時、やや神経質になって鳴いていたというが、メスの仙女(シィエンニュ)はしっかりとしていたという。
 ◇6月には2世?
 小宮輝之園長は会見し「上野生まれのパンダを誕生させ、絶滅を防ぐ運動に貢献し、将来的には中国の野生に返せるようにしたい」と語った。3、4月には繁殖期を迎え、早ければ6月ごろには2世誕生も期待できるという。
 獣医師の原樹子(たつこ)さんは「長旅で少し疲れは見られたが、中国のスタッフと打ち合わせして注意深く見守りたい」と語った。【長野宏美、斎川瞳】