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暖房、照明が効果大=「ピークずらして家事を」―家庭の節電ポイント
一般的に言われていた「蛍光灯は短時間にON/OFFするよりつけっ放しの方が省エネ」
は誤りだそうです。なにー。

  • 照明はたとえ1分間でも消したほうが電気の消費量は少なく省エネである
  • スイッチを入れたときに電球に負荷がかかるのでこまめなON/OFFは電球自体は短命になる

つまり「電気代と照明器具代の両方を考えると短時間ならつけっ放しがよい」が正しいんだそうです。
電気の消費量という意味では「短時間でも消す」が正解です。
節電のためには1分間でもスイッチOFFで。

暖房、照明が効果大=「ピークずらして家事を」―家庭の節電ポイント
時事通信 3月21日(月)14時39分配信
 東日本大震災の影響で、関東地方で実施されている計画停電。信号が消えた交差点での事故や、通電時のショートによる火災など、停電が原因とみられる事故も起きている。節電によって需要が供給を常に下回れば計画停電は必要ないが、電気はためられない。夜間だけネオンを消しても昼間の使用には回せず、一日を通じた節電が必要だ。家庭でできる節電のポイントは―。
 電気事業連合会によると、家庭の電力需要は全体の約4割に上る。資源エネルギー庁の資料では、エアコンなどの暖房がそのうち約25%、冷蔵庫と照明器具がともに約16%で、この三つで5割以上を占める。
 同庁省エネルギー対策課によると、エアコンの設定温度を1度下げれば10%の節電、冷蔵庫も設定を強から中にすれば11%消費電力を減らせる。照明も、消してまた点灯させるまでの間隔が1分しかなくても、こまめに消す方が省エネになる。
 担当者は「冷蔵庫は切れなくても、厚着をして暖房を消したり、蛍光灯を1本外すといった対応も望みたい」と切実だ。
 また、電力需要のピークを意識することも大切だ。消費電力は通勤や家事、暖房使用などが集中する平日の午前8〜11時と午後6〜9時に最大になる。この時間帯に電力が不足すれば、大規模停電の恐れもある。
 オーブントースターや掃除機、洗濯乾燥機などは、使用時間が短くても消費電力は大きい。同課によると、休日にまとめて家事を済ませたり、使用時間を日中にずらすことで停電のリスクを減らせるという。
 同課は「企業に対しても同様の対応を要請している。利用者全体の工夫と小さな努力をお願いしたい」と話している。 
最終更新:3月21日(月)22時49分