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一部の遺体、傷み激しく身元確認断念
さぞや辛い決断だったと思います。
しかし保存の設備が整っていない以上、この判断は仕方のないものなのでしょう。
一人でも多くの身元が判明しご遺族の元へ行かれますよう、祈っています。

一部の遺体、傷み激しく身元確認断念…宮城県警
読売新聞 3月31日(木)14時3分配信
 宮城県警は、東日本巨大地震で犠牲となった身元不明の遺体の傷みが激しいことから、一部については身元確認を断念し、自治体に管理を任せることを決めた。県警が31日、発表した。
 県警によると、すでに30日に同県亘理町が15体を引き取り、31日には30体が名取市に引き渡される。遺体は安置所に置かれたまま、自治体側に管理権を移す。自治体が判断して、火葬または土葬を行う。県警は遺体のDNA確認に必要なデータなどを保管し、今後、遺族らが照会できるようにする。
 30日午後9時までに、県内19か所の遺体安置所に収容された遺体は計6959体。そのうち5461体は身元が判明し、遺族に引き渡されたが、1498体が身元不明のままになっている。
最終更新:3月31日(木)14時3分