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体操 内村が史上初の3連覇
内村が圧巻V 「3連覇より、いい演技ができてうれしい」
すばらしいですね。演技をTVで見ていましたが、本当に美しい。
膝や足首がきれいに伸びていて動きも大きいので全体に優雅で軽やかな印象です。
6種目のうち4種目で最高点、着地も3種目はぴたりと決めて大きく崩れたものはなし。
とても美しい見事な演技でした。
演技終了後のインタビューで三連覇の感想を聞かれたら、それよりもロンジン
エレガンス賞を受賞したのが嬉しいと笑顔で語っていたのが印象的です。
怪我もあり通常のようには練習も出来なくて不安もあったことでしょうが、
すばらしい結果を残しましたね。
おめでとうございます。次の種目別も頑張ってください。
そしてロンドンへ!

内村航平が史上初の個人総合3連覇
デイリースポーツ 10月14日(金)21時21分配信
 「体操世界選手権・第8日」(14日、東京体育館
 男子個人総合決勝が行われ、日本のエース内村航平が93・631点で3連覇を飾った。2位は3・131点差でフィリップ・ボイ(ドイツ)。山室光史が、銅メダルを獲得した。
 圧倒的だった。内村は1種目目のゆかでほぼノーミスの演技を見せ、15・566点のハイスコアをマーク。思わず右手でガッツポーズした。2種目目のあん馬で早くも首位に立つと、その後は差を広げる一方。最終種目の鉄棒でもコバチコバチ、コールマンと離れ技を決め、着地も完ぺき。文句のつけようのない圧勝だった。
 1922年、26年大会のペテル・シュミ(ユーゴスラビア)、2006、07年の楊威(中国)の2連覇を越える前人未到の3連覇。日本が誇る絶対王者が、大きな偉業を成し遂げ、来年のロンドン五輪へ弾みをつけた。
最終更新:10月14日(金)21時48分

内村が圧巻V 「3連覇より、いい演技ができてうれしい」=世界体操
スポーツナビ 10月14日(金)22時40分配信
 体操の世界選手権第8日が14日、東京体育館で行われ、男子個人総合で内村航平コナミ)が93.631点で史上初の3連覇を達成した。山室光史コナミ)は90.255で3位に入り、銅メダルを獲得した。2位はフィリップ・ボイ(ドイツ)だった。
 内村は全6種目のうち、跳馬と鉄棒以外の4種目で最高点をマークし、2位のボイに3.101点差を付ける圧巻の勝利。もっとも美しい演技を披露した選手に贈られる「エレガンス賞」も受賞した。


以下、内村のコメント
「今日(14日)はどの種目も高い完成度の演技ができてよかった。着地も3種目は止められたので。ただ、まだ全種目は止めらなかったので、次の課題になった。個人総合の金もうれしいが、それ以上に『ロンジン・エレガンス賞』がうれしい。
 団体決勝のあとは、何も考えられない状態で、個人総合も出られるか分からないくらいまで、自分で落としこんでいた。『団体2位はもういいな』と自分でわざと気持ちを落とした。でも、一度落としこんだので、個人総合ではいい演技したい! と一気に気持ちが上がってきた。
 今日は結果や点数は気にせずに、ひとつひとつの演技をていねいにできて、着地もすごくよく決められた。3連覇というより、いい演技ができてそれがうれしい。
 団体予選、決勝、個人総合とずっと6種目やってきているので少し疲労は残っているが、明日(15日)の種目別では、チャンピオンらしく、しらっとした顔でやりたい。
(鉄棒の着地が決まった瞬間は)北京五輪のときよりすごい歓声で、地震が起きたのかと思うくらい会場が揺れている感じがした。
 ロンドン五輪に向けては、個人はとくに考えてない。団体で金メダルをとりたい」
[取材:椎名桂子]
最終更新:10月14日(金)23時18分