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EURO2012公式ユニフォームから有害物質
EURO2012が開幕しましたね、っと。
ユニフォームから有害物質という残念なニュース、W杯南アフリカ大会で予想をして
大人気となったタコのパウル君にあやかってEURO2012では豚が予想するというニュースも。
今大会はロゴマークが大変かわいらしい。サッカーボールを花に見立てたそうな。




EURO2012公式ユニフォームから有害物質 欧州消費者機構が警告
ISM 6月9日(土)17時19分配信
 EURO2012は現地時間8日(以下現地時間)に開幕し、グループAの2試合が行なわれたが、これを前にBEUC(欧州消費者機構)が複数の大会公式ユニフォームから鉛やニッケルなど有害物質が確認されたとして、警告していたことが分かった。ロイター通信が報じている。
 EU加盟国のほか、欧州各国における消費者団体が加盟するBEUCは5日にプレスリリースを発表。イタリア、スペイン、ポルトガルの加盟団体がユニフォーム9枚(ポーランド、スペイン、ドイツ、ロシア、ウクライナ、イタリア、フランス、オランダ、ポルトガル)を検査したところ、そのすべてから人体に有害なレベルの化学物質が確認され、うち6枚(スペイン、ドイツ、ウクライナ、ロシア、フランス、イタリア)から鉛が確認されたという。
 BEUCはそのほか、ホスト国ポーランド代表のユニフォームから、法定基準を超える量の有機スズ化合物が検出されたと報告。汗による臭いを防ぐために使用されていると思われるが、神経系に有毒であるため、販売を取りやめるよう求めている。
 同機構はさらに、スペイン代表とドイツ代表のユニフォームから検出された鉛の量は、子ども向けの製品として推奨される基準を超えていると発表。また、スペイン代表とイタリア代表のユニフォームからは内分泌かく乱物質であるノニルフェノール、ポルトガル代表とオランダ代表のユニフォームからはニッケルが検出されたと述べた。ニッケルの過剰摂取は呼吸困難を引き起こす可能性がある。
 なお「アディダス」社は、事前の検査で一部のユニフォームから化学物質が検出されたものの、法定基準を超えるものではないとコメント。スペインの消費者団体「OCU」は、洗濯してから着るよう勧めている。
 「プーマ」社は、同社のユニフォームがエコテックス規格100(繊維の全加工段階での原料、半製品、最終製品に適用される世界的に統一された試験・認証システム)に合格していると述べているが、念のためさらに検査に回すとしている。
最終更新:6月9日(土)17時19分