「心が凹んだときに読むヒント」

なかなか気に入っている本の紹介。

心が凹んだときに読むヒント

心が凹んだときに読むヒント



「ガチガチまじめな人の肩の力が抜ける考え方」「モヤモヤ悩む人の肩の力が抜ける考え方」など
全体を5章に分け、さらに見開き2ページを1単位として小題も振られている。
カウンセラーと患者の会話という形になっているので気軽にぱらっと読みやすい。
患者はカウンセラーの話しに耳を傾け、自分を振り返ってヒントを見出す。そんなやりとりが描かれている。
読んでいて気づくのは、素直に人の言葉を聞くことの大切さ。
「こう考えてみたら?」と問われたときに「自分には無理!」ではなくどの程度ならできるかと考えてみる。
この素直さが必要だし、大切なことなのだと思う。
もちろん本であるからコンパクトにまとめられているし、実際にはもっと葛藤もあるのだろう。
まぁごちゃごちゃ難しく考える必要はない。とても軽快な文だから身構えることはないのだ。
ケーススタディのような感じでぱらぱら読んでいて、ふと思ったのが「素直って大事」だった。
もしかしたら、心にある程度余裕がないと人の言葉に耳を傾けるのは難しいのかもしれないけれど。