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邦人7人死亡と発表=残る3人の安否確認急ぐ―アルジェリア人質事件
なんとか無事でと願っていたけれど、非常に残念な結果になっている。
今回の犯行グループは昨年末に結成されたばかりで、有名になるために今回の事件を
起こしたのだろうとある専門家は語っていた。リーダーの男は外国人を誘拐し
その身代金を手に入れることで10年間で80億円もの大金を手にしているとか。
アフガニスタンアルカイダのメンバーとして戦闘訓練を受けたということだ。
なぜマリの問題を隣国への攻撃で解決しようとするのか、関係ないではないか
と思ってしまうが、彼らにとっては全く違う見方なのだろうな。
おそらく「彼らと同じ考えを持つムスリム」と「それ以外」の二種類しかないのだろう。
こんなことになって残念でならない。残された方のご無事を祈ると同時に、
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

政府、邦人7人死亡と発表=残る3人の安否確認急ぐ―アルジェリア人質事件
時事通信 1月22日(火)0時16分配信
 政府は21日夜、アルジェリア南東部イナメナス天然ガス関連施設で起きた人質事件で、プラント大手「日揮」の日本人社員7人の死亡を確認した。首相官邸で開いた政府対策本部会議の席上、安倍晋三首相は現地の病院を訪問した城内実外務政務官から「病院に安置されている遺体と対面した結果、日揮の7人であるとの報告を受けた」と明らかにした。人質事件は邦人の死亡という最悪の事態を迎えた。
 首相は対策本部会議で、依然として安否が分かっていない3人の確認作業を急ぐよう指示。また「世界の最前線で活躍する何の罪もない人々が犠牲となり痛恨の極みだ。むこの市民を巻き込んだ卑劣なテロ行為は決して許されるものではなく、断固として非難する」と強調した。
 菅義偉官房長官は会議終了後に記者会見し、22日夜にも政府専用機アルジェリアに派遣し、これまでに無事が確認された7人と死亡した7人の遺体を日本に運ぶ方針を示した。遺体の身元については「日揮、警察職員を含む関係者が写真や所持品などの照合を行った」と述べるとともに、首都アルジェでDNA鑑定などを実施する考えを示した。
 ただ、菅長官は犠牲者の氏名公表に関しては「家族や会社との関係もあるので控える」と語った。
 日揮の遠藤毅広報・IR部長は21日深夜、横浜市の本社で記者会見し、日本人7人のほか現地スタッフのフィリピン人2人、マレーシア人1人の死亡も確認したことを明らかにした。
 城内氏らは現地時間21日午前8時(日本時間同日午後4時)ごろ、イナメナスの病院に到着。日揮や日本政府の関係者らとともに、安否確認を行った。城内氏によると、病院に収容された遺体は国ごとに安置されていたという。
 城内氏は安否不明の3人の確認作業を終えるまでアルジェリアにとどまる。
最終更新:1月22日(火)1時13分