フィギュアスケート

フィギュアスケート:全日本選手権・男子SP
ソチオリンピックの代表枠は男女シングルがそれぞれ3。
この全日本選手権の結果で五輪出場選手が決まる。
選考方法は以下の通り。

・男女シングル
 全日本選手権終了時に、五輪参加有資格者の中から、以下の選考方法で決定し、フィギュア委員会へ推薦する。
(1)1人目は全日本選手権優勝者を選考する。
(2)2人目は、全日本2位、3位の選手とグランプリ・ファイナルの日本人表彰台最上位者(編注:男子は羽生結弦、女子は浅田真央)の中から選考を行う。
(3)3人目は、(2)の選考から漏れた選手と、全日本選手権終了時点でのワールド・ランキング日本人上位3名、ISUシーズンベストスコアの日本人上位3名選手の中から選考を行う。

男子のSPの結果は
1位 羽生結弦 103.10
2位 町田樹 93.22
3位 小塚崇彦 90.70
4位 高橋大輔 82.57
5位 織田信成 77.72
この点数だけ見ると高橋選手・織田選手はやや点数が離れてしまっているが、
フリーでの大逆転があり得ない点数というわけでもない。
町田・小塚両選手の2位争いに二人がどれだけ食い込めるか。
また2位以下に大差をつけた羽生選手も絶対安泰というわけではない。
明日のフリーが楽しみだ。


<関連リンク>
フィギュアスケート ソチ五輪代表選考方法
全日本選手権 日程・結果

フィギュアスケート全日本選手権・男子SP
2013年12月21日(土) 16時45分 スタート
羽生が100点超え首位!高橋は4位 五輪代表懸け、22日のフリーへ
1位 羽生結弦 ANA 103.10
2位 町田樹 関西大 93.22
3位 小塚崇彦 トヨタ自動車 90.70
4位 高橋大輔 関西大 82.57
5位 織田信成 関西大 77.72
6位 宇野昌磨 中京大中京高 72.15
7位 田中刑事 倉敷芸術科学大 71.78
8位 無良崇人 岡山国際スケートリンク 71.25
総括
フィギュアスケートソチ五輪代表最終選考会となる全日本選手権が21日、さいたまスーパーアリーナで開幕した。男子ショートプログラムでは、グランプリファイナルで初優勝し、2連覇を狙う羽生結弦(ANA)が、非公認ながら自身が持つ世界歴代最高得点を更新する103.10点を叩き出し、SP首位に立った。2位は93.22点で町田樹(関西大)、3位は90.70点で小塚崇彦トヨタ自動車)が入った。
羽生は冒頭の4回転トゥループをきれいに着氷させると、後半のトリプルアクセルなどもきっちり決め、安定感のある演技で滑りきった。
一方、11月に右足すねを負傷した高橋大輔(関西大)は、冒頭の4回転トゥループを両足ながら着氷してみせるがトリプルアクセルで転倒。最後のスピンでもバランスを崩し、やや精彩を欠いた演技となり4位(82.57点)と出遅れ。あす22日に行われるフリースケーティングで表彰台を目指す。
◇今大会終了後に五輪代表が決定
来年2月のソチ五輪代表選考会を兼ねた今大会。男子の代表枠は「3」。