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最高気温 10位まで北海道独占


猛暑日(35度以上)を記録した18地点のうち北海道が17地点、うち12地点で
史上最高気温を更新、全国最高の37.8度を記録したのは北海道音更(おとふけ)町で
1924年帯広市で記録された道内観測史上最高気温と並んだそうだ。
どうせなら記録更新でもしていれば「記録づくめ」と言えたのに。


北海道が猛暑になったメカニズム


<天気>音更町で37.8度…90年ぶり北海道最高タイ
毎日新聞 6月3日(火)20時27分配信
 日本列島は3日、上空の暖気と高気圧の影響で西日本から北海道の広い範囲で気温が上がった。北海道音更(おとふけ)町では全国最高の37.8度となり、1924年7月12日に帯広市で記録した道内観測史上最高気温と並んだ。気象庁は「北海道としては30年に1度の異常気象だ」としている。
 同庁によると、道内では17地点で35度以上の猛暑日となり、音更町など内陸を中心に12地点で各地点の史上最高気温を記録した。全国の最高気温上位10位は、音更町の次に北海道美幌(びほろ)町、北見市37.2度▽置戸(おけと)町37.0度−−と続き全て道内だった。
 日本列島で4日連続の猛暑日を記録する原因となっている暖気は中国大陸から流れ込み、北陸から北海道の広い範囲で、上空約1500メートルが真夏並みの気温18度以上(3日午前9時)となった。特に北海道は、稚内市上空で21度(同)と本州の最も暑い時期を2.5度上回り、南東の海上に中心を置く高気圧とともに気温を押し上げた。内陸は海上の冷たい風が入らず、気温を下げる要因がなかったという。
 6月の史上最高気温は全国で70地点、猛暑日は18地点、30度以上の真夏日は256地点だった。4日も北海道の内陸や、北陸から東北の日本海側で真夏日となる所がある見通し。【狩野智彦】
最終更新:6月4日(水)0時28分