歌曲とアリアと

年末に門下生で小さな演奏会を開くことになった。
それに向けて数曲ピックアップして練習を始めたところだ。
アリアと歌曲をいくつかなのだけれど、問題は歌曲。
今まで避けに避けてきたドイツ歌曲とついに向き合わなくてはならなくなったのだ。
実は私の先生はドイツ歌曲が専門。今まで逃げられたのが奇跡のようなものだ。
ドイツ語はかなり言葉を前に出して子音を立てて歌う。
フランス語はもっと引いて奥で回すし、イタリア語はもっと響かせて聞かせる。
頭では分かっているつもりだけれど、やっぱり難しい。
録音を聞くとやっている「つもり」でしかないのがよくわかる。
はー、先は長いなぁ。