スポーツ

ドロップショットのミス悔やむ錦織「変われた可能性はあった」
うーん。残念。
いつもの彼らしいプレーが見られず、同じ人物かと疑うほどの感じだった。
ラリーが続いたときも決めきれずに落とすというシーンがたびたび。
一つ一つのプレーでは「さすが錦織!」という場面も多かったのだけれど、
最後まで決めきれなかったことがとてもとてももったいなく悔やまれる。
これまでの相手とは違うといえばそれまでなのだけれど。
また仕切り直して、頑張れ!

ドロップショットのミス悔やむ錦織「変われた可能性はあった」
スポニチアネックス 1月28日(水)17時6分配信
 ◇テニス全豪オープン第10日・男子シングルス準々決勝 錦織圭 3―6、4―6、6―7 スタニスラス・ワウリンカ(2015年1月28日 メルボルン
 完敗だった。前年覇者のワウリンカにストレート負け。錦織の見せ場はセットカウント0―2で迎えた第3セットのタイブレークで1―6の劣勢から6―6に追いついた場面ぐらいだった。
 ファーストサーブの確率が悪く、苦しい立ち上がり。第1セット第2ゲームのブレークポイントはしのいだものの、第4ゲームでブレークを許し、そのまま押し切られてしまう。第2セットも第5ゲームでブレークダウン。ワウリンカの強力なサーブ、ストロークに圧倒され、主導権を握ることができなかった。
 「最初は感触がよくなかったのに打ち急いだ。左右に散らすこともできず、どうしたらいいのか、なかなか見えてこなかった」と錦織。
 第3セットの第2ゲームでこの試合初めてワウリンカのサービスゲームをブレークしたたが、直後にブレークバックを許した。タイブレークでは6―6からドロップショットをミス。これで勝負が決まった。「正直あれが一番悔やしい。もし取っていたら自分の中でも少し変われた可能性はあった」。
 世界ランク4位のワウリンカに対し、錦織は5位。その差は一つだが、錦織が悲願の四大大会制覇を果たすには、まだ乗り越えなくてはいけない“壁”があるようだ。
最終更新:1月28日(水)21時37分