訃報

エロチックナンセンス、漫画家の小島功氏が死去
女優の三條美紀さん死去


訃報が続く。
お酒「黄桜」の河童のイラストを描いた小島氏。
映画「犬神家の一族」で次女竹子夫人役を演じた三條氏。
共にご高齢だったので仕方ないと言えばそうなのだけれど、残念だ。
お二方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

エロチックナンセンス、「現代の浮世絵師」 漫画家の小島功氏が死去
産経新聞 4月17日(金)19時18分配信
 清酒「黄桜」のCMキャラクターや「仙人部落」で知られる漫画家の小島功(こじま・こお、本名=こじま・いさお)氏が14日、脳出血のため死去した。87歳。葬儀・告別式は28日午後1時半、東京都港区芝公園4の7の35、増上寺で。喪主は長男、匠(たくみ)氏。
 昭和3年、東京生まれ。早くから漫画家を志し、川端画学校、太平洋美術学校などに学んで雑誌に投稿。次第にエロチックナンセンスの世界を展開していった。
 22年に独立漫画派を結成。31年から雑誌「週刊アサヒ芸能」で「仙人部落」を開始、流麗な筆致で描いたしなやかな美女のイラストで人気を博した。49年には清酒「黄桜」のキャラクター、カッパのイラストで一世を風靡(ふうび)。生涯あでやかな美人画を描き続け、「現代の浮世絵師」と呼ばれた。
 昭和43年、歴史に取材した「日本のかあちゃん」などで文芸春秋漫画賞を受賞。平成2年に紫綬褒章、12年に勲四等旭日小綬章。後進の育成にも尽力し、昭和39年に日本漫画家協会を設立。理事長を経て現在は名誉会長を務めていた。
最終更新:4月17日(金)20時33分

女優の三條美紀さん死去
時事通信 4月18日(土)14時12分配信
 三條 美紀さん(さんじょう・みき、本名佐藤幹子=さとう・みきこ=女優)9日午前、うっ血性心不全のため東京都内の自宅で死去、86歳。京都市出身。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長女で元女優の紀比呂子(きの・ひろこ、本名福田博子=ふくだ・ひろこ)さん。
 大映勤務を経て女優デビュー。阪東妻三郎主演の「王将」や黒沢明監督の「静かなる決闘」、市川崑監督の「犬神家の一族」をはじめ多数の映画に出演。テレビドラマなどでも活躍した。
最終更新:4月18日(土)14時30分