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<ネパール地震>日本人の安否確認続く
ネパール地震死者1500人超に


見るたびに死者の数が増えていく。
在留邦人だけでなく登山等の目的で滞在している人も多いそうだ。
登山家の野口健氏もヒマラヤ山系にいたが無事が確認されたとのこと。
しかしまだ連絡の取れない人がいるとは、ご家族も不安なことだろう。
どうかこれ以上被害者が増えませんように。

<ネパール地震>日本人の安否確認続く
毎日新聞 4月25日(土)22時9分配信
 【ニューデリー金子淳】ネパール中部で25日午前11時56分(日本時間同日午後3時11分)ごろ、マグニチュード(M)7.8の強い地震が発生し、首都カトマンズなどで多くの建物が倒壊した。
 ◇アルピニスト野口さんの無事確認
 ネパールの首都カトマンズやヒマラヤ登山の拠点には、多くの日本人が滞在しているとみられ、関係者は安否確認に追われている。関係者によるとヒマラヤは今の時期、天候も安定し、秋と並んで登山者が多い。
 現地のトレッキングツアー会社の日本支店を神戸市内で運営する尾川周三さん(44)によると、登山やトレッキングに参加している日本人10人のうち、千葉、神奈川、兵庫、群馬各県から参加した3グループ計6人と、26日未明の時点でも連絡が取れないという。尾川さんは「6人がいるはずの場所に近い携帯電話の基地局が壊れたとの情報もある」として確認を急いでいる。
 また、旅行会社「アドベンチャーガイズ」(東京都千代田区)によると、同社の登山やベースキャンプ(BC)のツアーで日本人17人がエベレスト周辺にいたが、全員無事という。負傷者の情報もあるが詳細は不明。このツアーにはタレントのなすびさんも参加していた。ガイドとして同行していた近藤謙司社長から衛星電話で「BCで大規模な雪崩が発生し、登山隊のテントがつぶされたり、人的な被害が出た」と連絡があったという。
 地震が発生した時、アルピニスト野口健さん(41)もヒマラヤ山系にいたが、25日夜に無事が確認された。
 また、ヒマラヤ登山を扱う「ウェック・トレック」(東京都港区)では、登山の拠点として知られるナムチェバザール滞在中の客3人から「かなり揺れたが無事だ」と連絡を受けたという。
 外務省海外邦人安全課は午後10時現在「邦人が巻き込まれたという情報は入っていない」としている。仕事での海外赴任などでネパールに滞在する日本人は約1100人だが、短期渡航者の数は把握できないという。
 国際協力機構(JICA)によると、同国に約100人の職員や日本人専門家、ボランティアを派遣していたが、全員の無事が確認された。
 カトマンズの西約150キロのネパール第2の都市ポカラの住民によると、地震の揺れで住民が一斉に屋外に飛び出したが、建物が倒壊するなどの大きな被害はなかったという。【佐藤賢二郎、山田泰蔵、藤沢美由紀】
最終更新:4月26日(日)1時9分

ネパール地震死者1500人超に
時事通信 4月26日(日)1時26分配信
 米CNNテレビによると、ネパール救助当局は25日の大地震の死者が1457人に達したと明らかにした。周辺国を含む犠牲者は1500人を超えた。
最終更新:4月26日(日)1時44分