ニュース

ネパール地震死者5100人超…日本隊現地入り


死者の数は一万人を超える可能性もあるという。
塔やビルなどの建物の中にいた人が犠牲となっているために、がれきの撤去が
進まないうちはどれだけ増えるかわからないのだということだ。
被災者はネパール国民の三分の一にも上るという。
とにかく早く落ち着いて、水・食料や住居の提供など生存者への支援とともに
埋もれている人たちを一刻も早く救い出してほしい。

ネパール地震死者5100人超…日本隊現地入り
読売新聞 4月28日(火)21時7分配信
 【カトマンズ=丸山修】ネパール中部で起きた地震は28日で発生から4日目となり、政府によると、死者数は5064人に上った。
 生存率が急激に低下するとされる「発生から72時間」が過ぎたが、依然として被害状況がわからない地域が多い。近隣国を含めた死者数は5100人を超えた。国連は、ネパールの人口の3割を占める約800万人が被災したと発表。日本の国際緊急援助隊の救助チームは同日、ネパール入りし、捜索活動を始めた。
 日本政府関係者によると、世界最高峰エベレストで発生した雪崩で死亡した日本人男性は、山方浩さん(56)と判明した。千葉県在住とみられる。
 ロイター通信によると、ネパール中部で28日午後、雪崩が発生し、外国人旅行者を含む250人以上が行方不明となっているとの情報がある。コイララ首相は、「山間部などの被害実態は把握できていない」とした上で、「死者数は1万人に達する可能性がある」と述べた。
 被災地では、余震を恐れて多くの人が屋外でテント生活を続けており、食糧不足が深刻化する恐れがある。国連人道問題調整事務所(OCHA)ネパール事務所によると、ネパールで約140万人が食糧支援を必要としているという。
最終更新:4月29日(水)2時2分