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チャド、「ブルカ」着用を全土で禁止 ボコ・ハラムの攻撃を警戒


ブルカは目だけ出して頭部をすっぽり覆う形をしている。
全身のアウトラインも髪の色も性別すらもごまかせるから悪用される危険がある。
身体にダイナマイト巻いて爆弾つめたリュックを背負った男性かもしれない。
そんなあれやこれやでブルカを禁止している国は多い。
信教の自由よりテロ警戒が優先されるのは仕方のない事か。

チャド、「ブルカ」着用を全土で禁止 ボコ・ハラムの攻撃を警戒
AFP=時事 6月18日(木)15時49分配信
【AFP=時事】アフリカ中部チャドの政府は17日、首都で起きた連続自爆攻撃で33人が死亡した事件を受けて、イスラム教徒の女性が着用する顔まで完全に覆うベールやブルカを全土で禁止し、市場からも全て押収して焼却するよう治安当局に命じた。チャドはイスラム教徒が多数を占める。
 15日に首都ヌジャメナ(N'Djamena)で起きた連続自爆攻撃では、隣国ナイジェリアのイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の関与が疑われている。ボコ・ハラムは、爆発物を衣服の下に隠し持った女性に自爆攻撃を実行させている。
「ブルカの着用は本日から禁止する。公共の場所や学校だけではなく、国内のあらゆる場所においてだ」とカルズーベ・パイミドゥベ(Kalzeube Pahimi Deubet)首相は述べ、モスクや教会、聖地などで拡散するよう宗教指導者たちに要請した。
 パイミドゥベ首相によると、目の部分だけを見せるタイプの衣服は例外なく「カモフラージュ目的」とみなし、着用する人物がいれば「逮捕して、略式手続で起訴し判決を下す」という。
 15日の連続自爆攻撃では33人が死亡し、100人以上が負傷した。チャドの首都で連続自爆攻撃が起きたのは初めて。【翻訳編集】 AFPBB News
最終更新:6月18日(木)18時18分